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イギリス英語-シャーロック・ホームズ編2-

前回の記事はこちら↓

前回、Teacher・Arthurに「もっとReader本を読みたまえ」と言われた私は、彼とのレッスンの後に、再び本屋に寄ってみました。

そして洋書コーナーにて見つけたのが、こちらでした。

                                       -Macmillan Readersより-                  Level 5

そう! まだらの紐でございます!!!

ちなみに、Specleの単語は「斑(まだら)」を意味します。
最初、私は、Specledの単語の意味が分からず、何の話か分からなかったのですが😅💦 ググった結果、まだらの紐だという事に気づきました💦

こちらを小さい頃に読んでホームズにハマったので、洋書版で見つけた時の喜びと言いましたら、、、もはや書き表せないですね笑。

レベル5(Intermediate)で難しいかな?と思いましたが(作者はpre-intermadiateレベルです)、どうしても読みたかったので買ってしまいました。

待ちきれなくて、本屋の近くのカフェで読んでみたのですが

ヤバい、とまらん笑

というのが最初の感想でした笑。

始まりは、ある女性がホームズとワトソンに相談してくるところから始まります。
その女性が言うことには、双子の姉が意味深な言葉、

「It was the band! The specle band!」(紐よ!まだらの紐だった) 

ー本文中より引用ー

を残して亡くなったというのです。

さらに依頼人の話は続きます。

「2年前に姉が亡くなり、寂しかったが近々結婚する事になりました。
しかし、最近工事が入り、姉の部屋で寝るようになったら、姉が亡くなる前に言っていた笛の音が聞こえたのです。
怖くなって飛び起きて、周りを見たけど暗くて何も見えず、なんとか夜明けまで待って駅に行って貴方に会いにきました」

本文より(訳・Mei Hazuki) 

もうここまでで、ただならぬ事件の予感がしますね!笑

しかし、さらにここで新たに登場人物が出てきます。
「それでは実際に捜査をしに行きましょう」とホームズ達が言ったため、依頼人は帰っていくのですが、その後に彼女の継父がやってくるのです。
また、この継父が明らかに尋常ではないのですが(笑)、
「人の生活に干渉するな!」と激怒したうえに、暖炉の火かきを折り曲げて帰っていき、よりこの先の事件性を感じさせます。

それからホームズ達は依頼人の家に行き、
亡くなった姉の部屋と継父の部屋を調べてみるのですが、それぞれの部屋で以下の点について知ることになります。

・姉の部屋 
 ベッドのそばにベルロープがあるが、ベルが鳴らず、また、ベルロープのトップの近くにある風穴は、外からの空気を通さず、隣の部屋とつながっているだけ。
どちらも2年前に設置された。

継父の部屋
 金庫があり、金庫の上にミルクが置いてある。ベッドのトップには細い縄が取り付けられた短い棒が置いてある。金庫の中に何があるかは不明。

「That’s very interesting!」
と言うホームズ。
すでに幼い頃にこのお話を読んでいるのでトリックはわかっているのですが、私もそんな気持ちでした笑。

さぁ、どうなる!?

と思っていたら、すでに時間は1時間経過してしまったため、ひとまず喫茶店を出ることにしました。
家に帰るまでの30分間、続きがとても気になって仕方なかったです笑

帰宅して色々用事を済ませ、再び本を開くと、
ホームズが依頼人に対し、『双子の姉の部屋にいてもらって、隣で継父が寝るのを待ち、そして寝るのを確認したらランプを窓際に置いてほしい』と依頼するところから話が始まりました。
時刻は夜の23時近く。ホームズ達は、家の外で合図を待ちます。

そして窓にランプが置かれ、
ホームズ達は家の中に飛び込みます。
そこから、思いがけない犯人とエンディングにつながっていくのですが、もう本当、犯人逮捕まで目が離せなかったですね笑(犯人逮捕と言っていいのかわかりませんが笑)
小さい頃も「マジか、、」と思ったのですが、大人になって再度読んでいるのに「マジか、、」とつぶやいてしまいました笑。

しかし、この本はこれだけで終わらず、嬉しい事に実は他にも2話が入っており、

・踊る人形  The Dancing Men
・赤毛組合  The Red- Headed League

この2話が入っておりました!

踊る人形は暗号もので、好き嫌いが分かれてくると思いますが、アルセーヌ・ルパンシリーズで暗号ものが出てきてよく読んでいたので、私は好きですね。
赤毛組合も最初の赤毛の人達が集められ、突然閉鎖されると言う展開が好きですね笑。また、赤毛組合については、Teacher Arthurも「It’s funny story笑」と言っていたので、わりとイギリス人も好きなのではないかと思っています。
何より英語でタイトルを言った時の響きが個人的にすごい好きで笑、つい言いたくなりますね。Red Headedってdの韻を踏んでいるから 、響きが良いのかもしれません笑

その後も、再びホームズの本を手にするのですが、それもまた面白かったので後々こちらに載せていきたいと思います。
よければご覧ください。

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