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葉月Lエンデ
2023年3月27日 17:53
よく見るとその目玉には無数のヒビがあり表面の厚い鱗の様なものが剥がれかかっている瞬きなんてものは恐らく一時も逃さず凝視し続けるというそいつのレゾンデートルの中で永いこと封印されていた無駄な術なのだろうしかしその目は衰えてなどいない彼女が決して幸福などという虚ろな道に迷い込まぬよう片時も目を離さない彼女が己の罪を忘れ人になれると思い違いをした時には如何なる倫理も内臓から少し
2023年3月24日 18:01
ざらついた舌で脳を舐めるような唸り声「如何なる時もお前と共に」私の中にそいつは棲みつき決して逃れられないその手は粘液に塗れていて強かに肉に食い込む骨の枝引き千切られるのは私の誰か