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読了「光媒の花」道尾秀介

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一匹の白い蝶がそっと見守るのは、光と影に満ちた
人間の世界ーー。
認知症の母とひっそり暮らす男の、遠い夏の秘密。
幼い兄弟が、小さな手で犯した闇夜の罪。
心通わせた少女のため、少年が口にした淡い約束…
心の奥に押し込めた、冷たい哀しみの風景を、
やがて暖かな光が包み込んでいく。
すべてが繋がり合うような、儚くも美しい世界を
描いた全6章の連作群像劇。
第23回山本周五郎賞受賞作。

集英社文庫 285ページ
読了カラーイメージ レモン
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以下より、ネタバレが含まれる場合があります。

短編作品なので、すごい読みやすく
それなのにどこかでそれぞれが繋がってるから
一つの作品を読んだ満足感があります。

始めは暗い感じで始まるのに
とても背景の描き方がキレイなのと
終わりにかけて、表紙のような
少しずつ光が入り込んでくるような作品で
読み終わった後に見る表紙は
すごくシックリ来て、魅入ってしまいました✨

そして自分ももしかしたら影響を与え
与えられているのかもしれないな、と思った。

ぜひ暖かい日差しの下で読むのをオススメします✨


↑気になる方はコチラから✨


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