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こんな人いるなぁ(^_^;)「めんどくさい人の取り扱い説明書」を読んで


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わたしは看護師として今の病院に10年以上勤務しております。ここまで働き続けられているのは周りの環境、特に上司、同僚に恵まれているからだと思っています。

中には関わりにくい人も少なからず存在しています。ですがそういった人も理由があってのことだと思うので、そこまで気になることはありません。

一般的に見れば関わりにくい人は、周囲に悪影響を及ぼす「めんどくさい人」ではあると思います。

今回読んだ本はどの人間関係にでも存在する「めんどくさい人」についての関わり方の本です。


「めんどくさい人」と一度だけの関わりで済むのなら、多少のことは目を瞑ります。ですが家族や職場の同僚など近い関係にあると切り捨てるわけにもいかないと思います。

関係を続けていかなければいけないことを前提に、どううまく関わっていけばいいのか、そんな「めんどくさい人とのお付き合い」に悩んでいる人に向けて書かれています。

58タイプのめんどくさい人に分類してあり、その人たちの特徴と対処法がそれぞれ載っています。

題名の通り「めんどくさい人の取説」になっております。


今回は58タイプの中からいくつかピックアップしてお話していきたいと思います。


すぐに怒る人

大声をだす、物に当たる人です。関わるのが怖くなると思います。
怒る人には基本的に、相手の言葉には言い返さないことです。これは反論されることを嫌がる傾向にあるからです。

『わたしたちの怒りの感情はなにもしなければ、2分間でおさまる』という大学での実験結果があります。
もし何十分も怒っていたら対象の人の表情や態度が原因かもしれません。

【対処法】
2分間おとなしくして、相手の怒りがおさまるのを待つことです。
とりあえずは2分間は我慢して相手の話を聞いて、2分後に自分なりの意見、感想、反論を話すようにしましょう。


叱られるとすぐに落ち込む人

そんなに強く叱ったわけでものないのに、ひどく落ち込んで、いつまでもメソメソしている人です。このタイプは内向的な性格と言えます。

『内向的な人ほど叱られるとやる気をなくす』というインドにある大学の実験結果があります。ミスをしたときに叱ってしまうと何日も引きずるかもしれません。

【対応策】
叱らない。叱られても平気な人だけを叱る。
内向的な性格の人は、周りが怒られている場面を見て、自分なりに改善点を見つけるそうです。なので本人ではなく違う人を叱ります。


頑固な人

一度決めた意見を変えない。自分の意見を押し通す。相手の意見に耳を傾けない人です。

『人の心理は自分がどんな状況に置かれているかによって、大きな影響を受ける』という実験結果があります。考えを変えやすくするには心をやわらかくするような状況においてあげることです。

【対処法】
柔らかいソファーに座らせ、シュークリームを食べさせることです。
これはソファーとシュークリームの物理的な柔らかさを使い、考え方を柔らかくしようという考えです。


いかがだったでしょうか。

研究や実験の結果をもとに対処法が書かれていますが、ちょっと変わった対処法も書かれていましたよね。

普段わたしは人との関係で「他の人とどうすれば良好な関係性を築いていけるか」「どうすればもっとお互いが分かり合っていけるか」を意識しています。

この本では「めんどくさい人」が対象となっているので、関係性を築くというよりお互いが適度な距離感を保ち「ほど良い関係を継続する」ことをメインにしているのだと思いました。

『めんどくさい人との付き合いかたを真剣に考えなければいけない』と冒頭に書かれていましたが、真正面からぶつかっていく正攻法ではなく「真剣に上手にかわす方法」を示しているのだと思います。

「めんどくさい人」を相手にするには、「真剣に難しく考えても疲れるだけだから、もっと気楽にいきなよ」といったメッセージも込められているのだと思います。

一般的な人間関係の本とは少し変わった内容になっています。興味が湧いた方は手にとってみてはいかがでしょうか。





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わたしはこんな人です(*'ω'*)



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