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学校と社会の結びつきが強くなる。

こんばんわ。ハザクラです。

昨日は雑談で、「学校はつねに社会の最先端であるべき」みたいな話をしたと思います。
その理由は、「社会で使われる技術やアイデアを学ぶには、学校が丁度いい場所だから。学校で最先端のことを学べれば、生徒は社会にとって最高の人材になるから。」でしたね。

今日の話もその続きのようなものですが、学校と社会は、今後より一層結びつきが強くなると思うんです。両者の関係性が、さらに複雑に絡み合っていくのではないかと。

今までの学校のモデルは、完全に社会から隔離されたものでした。学校と社会が交わることは少なかったんです。
実際問題、社会で使わないことを教える。学校や教育システムの中でしか使えない知識や常識を学ばされる生徒たち。
また、社会のから見ても、学校や教育関係のことと関わる機会はほぼ皆無です。

このように、「学校」と「社会」は、全く別の空間にあったんですね。お互いがお互いを意識しない。そんな関係です。

ただ、「学校」というのは本来、社会をよりよくするため、「人を教育」するために作られた機関です。
特に義務教育なんかの目的は、「社会で生き抜く基礎知識や常識」を学ぶこと。

すなわち。
「学校が社会と何もかかわりを持たない」って、学校の本旨とまったくズレてるんですよね。
今までの学校の体制は、根本的に間違っていると言えるでしょう。

だから今、高校では新たに、「金融・投資」など、実際に社会との互換性がある学びを取り入れているんですよ!

その他で言うと、主に大学になりますが、「インターン」なんかも増えていますよね。最近は。

それから。近年。人気急上昇中の「ミネルバ大学」(アメリカ)も、こんな感じの事を言っています。↓
「今までの典型的な教育は、社会との関連が無くてもったいない。せっかく優秀な大学を卒業しても、仕事ができるかは別問題だ。」

このミネルバ大学は、「学校」と「社会」が別の空間にあるのではなく、社会の中に学校が溶け込んでいる。そんなイメージの教育を行っています。
ミネルバ大学についてはめちゃくちゃ興味深いので、また話しますね。

あとは、外部講師を招いた講演とか。職業体験、部活を外部の方に任せるなど。学校と社会との連携は、近年盛り上がってますよね。
ぼくの大好きな「スタサプ」を採用する学校も増えてます。このように「教育産業」に乗り出す企業も増えて、学校と社会のつながりはより複雑になりそうです。

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コロナ渦もあり、教育はまさに今、変化の時を迎えています。

その変化の中で一つ大きなものが、今日話した「社会との結びつき」です。

もちろん課題は山積みですが、社会とのつながりの中で、よりよい学びを提供することができるようになるはず。だって、みんな「将来、社会に出たとき」のために勉強してるから。学校にいる間から、社会と多く関われれば、それに越したことはないですよね。

そんなわけで、「学校と社会の結びつきが強くなる。」という話でした。
いよいよ高校では新カリキュラムが始まりますね。ぼくは「不安」より「興味深さ」が勝ってますね(笑)
大学受験を控えた生徒は可哀そうですが(笑)

今日も最後までありがとうございました!
ではまた。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。 「自分にない考えが増えたな」と感じたら、ぜひフォローしてください!今後の学びに繋がるはずです。