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ぶっちゃけ黒板よりホワイトボードの方が便利な話。

おはようございます。ハザクラです。

今日は、ホワイトボードについて語ろうかなと思ってます。

というのも、ぼくは時々、ホワイトボードを使って授業をさせて頂く機会があります。

日本の歴史を重んじる文化では、ランドセルなどと同様に黒板が古くから使われている学校が多いです。でも、ホワイトボードを使って授業をすると、「ホワイトボードの方が楽だなぁ」って思うんですよね。

今日はそんな話でございます。

そもそも、なぜ「黒板」がメジャーなのか。

まぁ、理由は簡単で、ホワイトボードの方が歴史が浅いからですね。

時代は、明治の文明開化。欧米を真似した「講義型の授業」を導入するときに、黒板(ブラックボード)も一緒に、導入されたようです。

一方でホワイトボードは、どうやら昭和の日本で発明されたらしい。まだまだ歴史は浅いんですよね。

だから、今の日本で黒板が残り続けているのも、妥当と言えば妥当かもしれません。

しかし。日本を一歩出れば、、、

海外では「黒板」はオワコン化してるらしいです。
※「オワコン」とは、「終わったコンテンツ」つまり、過去の時代遅れの道具ってことです。

例えば、Kae Takaokaさんのこの記事には、アメリカでの体験がつづられています。めちゃくちゃ面白い記事なので、一読してみてください!

かいつまんで話すと、アメリカでは数十年前に黒板は無くなり、ホワイトボードとプロジェクターのある教室が一般的なんだとか。

「日本では黒板は健在だよ」って話すと、「テレビでしか見たこと無い」という返答も返ってくるそうです。

とても興味深い言葉があったので、Kea Takaokaさんから引用します。

「黒板とチョークでしかできない授業」がすでに過去の遺産となっていました。

日本は、その過去の遺産である「黒板とチョークでしかできない授業」がまだまだ主流なんですね。

こういう点で、日本は世界的にも珍しい国かもしれませんね。

じゃ、なぜホワイトボードが良いのか。

その理由は、大きく2つくらいかな。

1つ目はもちろん、チョーク関連。
チョークの粉ってあれ、健康に害はないらしいですが、やっぱりちょっと不衛生な感じがしますよね。

黒板消しから舞う粉。チョークの粉で汚れる黒板回り。そして同じく汚れる手。ズボンで手を拭いて、ズボンが白くなってる教師も一定数いますよね(笑)
あと個人的には、黒板を爪で引っ掻く音は不快でなりません。

とまぁ、「チョークの粉関連」が、ホワイトボードを使うべき1個目の理由。

そして、2つ目の理由はプロジェクターですね。ハザクラ的には、こっちの理由がメインになるかな。

やっぱり、黒板よりもホワイトボードの方が、圧倒的にプロジェクターが使いやすいんです。

最近の高性能なプロジェクターを使えば、いちおう黒板に直接投影することはできます。でもやっぱり、プロジェクターを使うなら白いスクリーンに投影することが基本になります。じゃないと見えにくいしね。

その点で、ホワイトボードはもともと白いので、プロジェクターの映像がめちゃくちゃ奇麗に投影されます。

先ほどのアメリカの話のように、プロジェクターで投影をしながら、そこにマーカーで書き込んでいく。そんな授業スタイルになりますね。これ、本当に便利なんですよね。

あ、ここまで話してきて難ですが。アメリカの授業とかで使われてるホワイトボードは、よく会議室にあるような足にローラーが付いてるものじゃないですよ(笑)
黒板の代わりにくっつけてある、超大きい代物です。しっかり黒板の代わりとして使えます!

というわけで、

ぶっちゃけホワイトボードの方が良いって話でした。

ハザクラの大好物である「未来の話」ですが、日本の学校でもそのうちホワイトボードが増えてくると思います。すでに私学では、ホワイトボードのシェア率が急上昇してますし。

時代が進めば、黒板も変わっていくんですかね~。

今日も最後までありがとうございました!
ではまた。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。 「自分にない考えが増えたな」と感じたら、ぜひフォローしてください!今後の学びに繋がるはずです。