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【diary #12】この1ヶ月はインプットの嵐。(1)


自分には1冊のノートがある。学校との面談、息子たちに関する相談、オンラインセミナーなどを記してある大事なノート。
しかし、私は字が綺麗でない。特に急いでメモすると漢字を省略しすぎて、あとから見返すと何を書いてあるかよく分からない…しかし手書きが一番手っ取り早い昭和生まれの私。
本当はキーボードでもそこそこの速さで打てるけど、ノートパソコン持ってないのでね。あと学校の面談にノートPCはちょっと浮くかなぁと…

前置きはさておき、とにかく、最近は時間を作ってひたすらインプットしてます。覚えている限りのインプットを以下に記します!たぶん時系列!
※3,000文字前後でいったん切ります!

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<次男>OTさんから感覚統合検査のFBを受ける。

感覚については過敏な部分も鈍感な部分もありますねーと言われて結果用紙をもらう。感覚を整えやすい身体なので、どんどん動いたほうが身体が満足するらしいw(お前は武田真治か…)また、そのほうが多動を抑えることができますよ、とのこと。バランスボールに乗りながら宿題やってもいいですよ!と言われたよ。試しにやらせてみようかねぇ〜。(まだ試してないけど)

市の発達支援センターで検査を受けたんだけど、ここのOTさんは感覚統合の視点から、実にいろんなことをFBしてくれるんだよね。長男のときもそうだったので非常にありがたく思ってます。

・次男は自分ができることを励みにできるタイプ。
 →できないところを指摘するよりできるところを伝えたほうが伸びる
・抑制の部分で苦労している。ブレーキが効きにくい。
 →全てのスキルには抑制が必要なので、ここに苦労するとスキルが積み上がりにくい。報酬があれば取り組みやすい
・視野が狭く、作業の分配が苦手。また、切り替えも得意でない
・身体のコントロールが不器用→遊びが単調になりやすい
・応用スキルが苦手
 →自分で考えることが苦手。対処法がいつも一緒で代替案なし
 →短期の支援としては代替案をこちらで提案してOK
・遊ぶときは無言。相手への説明があまり上手でない
 →友達とのトラブルが起こりやすいかも

当たってることがいっぱい!今後の参考にさせていただこうと思います。

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<長男&母>フリースクールBの見学&体験。

フリースクールAの体験期間中、フリースクール候補2つめのBも体験しました。ここは事前に私がBの代表さんと面談。いやあもう泣いたよね。かなりの名言を頂いたので共有します。
(イケイケドンドンな方だったので多少毒めいてますがお許しを)

・子どもは落ち着いてないのが普通
・教員が常に不足している県なので、ちょっとでも問題行動があると発達障害(疑い)のレッテルを貼り、支援級に追い出してしまう教員が多い
・通常級から支援級に転籍することで、自分はダメな人間だと思ってしまったり自信がなくなってしまう。長男くんもおそらくそうではないだろうか
・「できないこと」は素晴らしい。人に聞けばそれでOK
・自分の可能性を見つけ出し、いいところを伸ばせる機会があれば人は伸びていく
・今は「やってみようかな」という気持ちが出るのを待つ
・義務教育の期間中は生きにくさを感じると思うけど、高校になれば一気に選択肢が拡がるからそこまでは無理することない。それに、うちの県は「不登校枠」で県立高校受験できるよ!!!だから大丈夫!!!!!

ここのフリスクは午後になると民間学童やデイの児童も混ざる、これぞインクルーシブなスペース。ただ、そのワチャワチャ感に馴染めるか…?というのは、以前に情報提供してくれたママ友からも言われていた。
※いちばん最初の記事の、わりと後半にもちょこっと書いてます

で、面談の数日後に長男は体験に行ったのだけど、結論から言うと「人が少ないときは良かったんだけど、人が増えたときのワチャワチャ感が厳しい」とのことで体験は1回で終了。
ただ、体験はすごく心に残るもので…私も同伴したんだけど、親子でスタッフMTGに参加させてもらいました。ここのスタッフはほとんどが不登校を経験していて、ここの卒業生が多い。なので、不登校経験のあるスタッフさんの自己紹介は<いつから不登校になったか>と、長男からの質問<趣味>について語ってくれた。
そのあとは代表さんから長男へメッセージ。これまた泣けた…。

学校なんて行かなくても大丈夫。それだけしっかり自分の意見を持っているんだから、立派なオトナになれるよ、絶対。大丈夫。

利用しないという結果にはなったけど、ここの代表さんとは定期的に面談させてもらいたいなぁと思ってます。年に一度とかでいいから近況報告していきたい。
私にも長男にもたくさんの「大丈夫」、ありがとうございました。とても不安定な時期だったので、すごくすごく支えられる言葉でした。


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<母>サッカー(ヲタ)ネタで仲良くなりました。山内先生との個別相談会。

学校から「保護者のための特別支援教育講演会」というチラシをもらった。2部構成になっていて、第1部が「特別支援が必要な子の学習支援の話」、第2部が「特別支援が必要な子が今から準備しなくてはいけないこと」。近くでの講演会だったので行くつもりだったんだけど、地元の友人の友人(特別支援コーディネーター)と食事する日と被ってしまったので、講演会は参加せず、その後行われていた個別相談会に参加。

この日の講師、山内先生は(一般社団法人)障がい児成長支援協会理事長で、小・中・高すべての学年で教鞭を取ったこともあり、学校心理士・ガイダンスカウンセラーでもあるという、特別支援教育のプロ中のプロのお方。
友達に合う前、zoomで生配信されている先生の講演をちょこっと見たけど、なんかすんごい勢いでまくしたてるように話していた…。私、相談したいこときちんと相談できるかな…かなりビクビクしながら30分の相談会スタート。

挨拶の声、でかっっっっっ。うわーんこわいよーーーー(心の声)。

相談内容を聞かれたので、次男のことを相談。のはずが結局長男のこともガンガン相談しちゃいましたw頂いたアドバイスで印象的だったのは以下の通り。山内先生もフリースクールBの代表さん同様、ハッキリ言うタイプのお方なので、ご了承くださいまし。

・(母:宿題がなかなか終わらなくて)もうね、この子の特性からして、学校ですべての力を出し切ってるの。だから家では宿題なんてできるわけない。宿題は無理してやるものではないの。主治医から「宿題を自宅でやるのは難しい」という意見書をもらうべき。これ、立派な合理的配慮だからね。
・(母:未だに小1レベルの足し算引き算で指使うんです。だから最近百玉そろばん買ったんですけど…)どんどん指は使わせていいの!具体物体験をすることで学んでいるんだからそれはOK!!百玉もいいし、普通のそろばんでもいいね。定型の子が1回で学べることが、凹凸のある子は100回でやっと覚える感じだから、お母さんは焦らなくて大丈夫。
・(母:長男はつい先日から不登校になりまして)去年から行き渋りあったんでしょ?ASDの子は<10歳の壁>がある。だから不登校になるのも当然。通信制高校に興味あるなら、それで全然OK!!
・通信制高校には、進学に強いところと就職に強いところがある
 大学進学に強いのはN高、トライ式、KTCおおぞらなど
 就職に強いのは星槎、明蓬館など

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これらのことをA4の紙(↑)に話しながら書き出していく山内先生。すごいなーパワフルだなー。けどおっしゃっていることはなんだか腹落ちするなぁ。すごいわこの人。早くアーカイブで講演見たいぞ。と思いながら話を聞く。

そしてあっという間の30分相談を終わりにしようとしたときに、先生から「とにかく夢中で追いかけている好きなことがあれば大丈夫だから」みたいなことを言われて「次男はサッカーやってます!ガチのクラブチームで定型の子たちと一緒に頑張ってます!」と答えた。「ああそうなの!サッカーを夢中になってるのなら大丈夫だね」のあとに「実は僕ねぇ…」というくだりで、山内先生のサッカーの話スタート。

なんでも指導者ライセンス(B級。S→A→Bと上から3番目!SあればJリーグの監督できます)持ってて、審判ライセンスも持ってて、Jリーグで審判やったこともあるんだって!!!!!えええええなんなのこの御方!
さらに審判ネタで、Jリーグヲタなら有名なM氏とお友達とのことで…実は旦那も私もM氏のファンなので、ああもう話とまらないよ。サッカーだけでなんだかんだプラス10分は話したと思うw

40分で山内先生とすっかり仲良くなった私。また近いうちに講演にきてくださるそうなので、今度は必ず現場に行こうと思ったのでした。

特別支援教育のプロが書いたこの書籍、オススメです。

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あああああまだまだインプットネタあるんだってば!!

今日はここまでにするけど、次回以降は下記について公開予定です☆

<母>頼りになるあの方とzoomでお話。
<長男>中学の相談室、初訪問。手応えしかない!
<長男>塾Kさんの無料相談。勉強への動機づけを聞いてみた。
<長男>大手Lさんのオンライン勉強会「不登校への支援と将来の準備」

では!今日も長文にお付き合いいただきありがとうございました〜!!!

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