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【オーストラリア交換留学】留学準備 前編

こんにちは,Hayuです☺

私は大学学部時代に留学カウンセラーとして勤務もしていたのですが,相談で多かった質問の1つが「留学をすると決めてからの準備のプロセス」でした。
留学を決意してからは,語学の勉強や留学先大学の選定,交換留学の面接,ビザ取得などたくさん準備をすることがあります!

今回は,私が2018年に行った1年間のオーストラリア交換留学での経験をもとに,留学を決意してからの準備のプロセスを前編・後編に分けて書きたいと思います。

英語学習方法や学生ビザについての詳細はまた違う記事にて追々書いています・いきます。


留学準備のプロセス

私が留学を決意してから渡豪するまでのプロセスを図に表してみました。

留学準備プロセスチャート

以下に番号を振ったそれぞれの詳細について書いていきます!


➀5週間のアデレード語学研修

私はもともと長期留学に興味があったのですが,海外に一度も行ったことがありませんでした。
なので,交換留学で1年間初めて海外に行くより,語学研修で海外生活がどんなものなのかをサラッと経験してみてから長期留学を考えようと思い,オーストラリアのアデレード大学語学学校に5週間語学研修に行きました。

ランドルモール

結果,アデレードという街を大変気に入り,交換留学も同じアデレードにて,また語学研修のときにお世話になったホストファミリー宅にステイすることになりました。詳細はこちら↓

もしも交換留学のような長期の留学に興味があるけれど,海外が不安という方は,時間・金銭的に大丈夫であれば,まずは短期留学に行ってから長期留学を考えてみても良いと思います。周りにも同じような方が結構いました。



➁留学先大学選定・リサーチ

留学先大学によって,語学の試験の種類や必要なスコアはかなり変わってきます。準備を進める上で希望する留学先を決めておくのは早いほうが良いです。

留学先の選定方法は人によって様々です。
・国から決めて,次に大学を決める
・生活費を基準に決める
・専攻から決める
・語学試験の基準から決める
・田舎か都会かで決める
など,ルールはありません。


〇私の大学選定方法
私は以下のように留学先を決めました!

1.アデレードにある交換留学提携校を調べる
私は語学研修で経験したオーストラリア(アデレード)での生活を気に入ってしまったので,まずアデレードの交換留学協定校を調べました。その結果,南オーストラリア大学とアデレード大学が浮上しました。

2.それぞれの大学の学部や専攻を調べる
候補に挙がった南オーストラリア大学とアデレード大学で学べることを大学HPで調べてみました。
すると,南オーストラリア大学は農学部はないけれどビジネススクールに強くアデレード大学は農学部があり自身が専攻する農業ビジネスが学べることがわかりました。
私はビジネスや農業ビジネスのある大学に行きたかったため,どちらの大学も興味のあることが学べることが明らかになりました。

☆大学をリサーチする際のポイント☆
留学先大学の授業の目星をつけておく
―留学先大学が自分と同じ学部を持っていても,自分の専攻の授業がなかったりしては意味がありません。逆に,自分の学部が留学先大学になくても,自分の専攻に役立つ授業があるかもしれません。
実際に自分が留学した際に履修したい授業に目星をつけておくことをお勧めします。授業のシラバスは大学のHPで見ることができます
留学計画もできますし,交換留学選考でも役に立ち,私のように留学先大学決定後にすぐにアプリケーションを進めないといけないときでも慌てなくて済みますね!


3.それぞれの大学の交換留学応募条件を調べる
次に,実際に応募することを想定して,必要な語学の条件や定員数を在籍大学のHPなどで調べました。
すると,南オーストラリア大学はIELTSの要件がかなり低く(6.0),定員は1人のみということでした。一方アデレード大学はIELTSの要件が厳しい(6.5)が,定員数は5人ほどと余裕がありました。

4.総合的に判断
アデレード大学は自身の専攻があり,かつオーストラリアでも有数のハイレベル大学であったので,南オーストラリア大学よりアデレード大学の方が少し興味がありました。しかし,IELTSの要件を満たさない場合は「半年間語学学校,その後半年間のみ学部で学べる」ということでした。
留学した先輩から,「半年は気づいたら終わっていてかなり短い。1年間行けるなら行ったほうが良いよ」と言われていたので,
「申し込みまでにアデレード大学の求めるIELTSの要件を満たしたらアデレード大学,無理であれば1年間丸々学部で学べる南オーストラリア大学を第一希望にしよう」と決めました。

結果,IELTSのスコアが6.0だったので南オーストラリア大学を第一希望アデレード大学を第二希望にして申し込みました。



➁IELTS勉強

4月頃,つまりスコアが必要な時期(交換留学申込み)の半年ほど前,IELTS受験の4か月ほど前にIELTS勉強をぼちぼち始めました。本気を出し始めたのはGW頃でした。
周りで交換留学に行った人は,受験の2,3か月前から勉強を始める人が多かったです。早いに越したことはありませんね。

当時の私はTOEIC以外の英語の試験を受けたことがなく,どのくらいの実力があるのか未知だったのでかなり不安でした。ちなみに希望していた南オーストラリア大学の交換留学に必要なスコアは6.0でした。
大学によっては各コンポーネント(リスニングとかリーディングとか)の最低スコアもあるので要確認!

私のように現時点での実力がわからなくて不安な方は,過去問を解いてみることをお勧めします!リスニング・リーディングは実際の点数を知ることができます。公式の参考書は特に高額なので,大学の図書館などを最大限に活用しましょう!
クリックで公式サイトに行きます↓

IELTS過去問

勉強のだいたいの流れは,
➀自分の立ち位置(現時点のスコア)を把握
➁点数が伸ばせそうなところを見つけて集中的に対策
➂伸びを確認
➃➁➂の繰り返し
でした。
また,日常にできるだけ多くの英語を取り入れ,日本語を排除しましょう。

勉強法の具体的な情報に関しては,また記事にしたいと思います。


➂IELTS受験

交換留学に申し込むまで2度IELTSを受験しました。1度目で既に必要なスコアは取れていたのですが,もし1度目で取れなかった場合の保険として2度目も申し込んでいました。

IELTSの試験を運営する団体は複数あるのですが,申込締め切りが早かったり,結果が出るのに時間がかかるので,できるだけ早めにスケジュールを確認しましょう!対面受験の場合は結果が届くまで約2週間かかります。
IELTSはTOEICのように毎月決まった日にある訳ではなく,居住地によっては実施日が本当に少ないです! 


➃交換留学応募・面接・合格

私の大学では,2月出発の交換留学に対して10月に応募があり,その後すぐに面接がありました。

〇応募
申し込みには留学理由書(日本語・英語それぞれ)が必要でした。
理由書には,

・今自分が勉強していること(専攻など)
・自身の今後の研究にどんなスキル・知識が必要なのか
・留学によってどう必要なスキル・知識が習得できるのか(履修したい授業も言及)
・希望留学先大学の選定理由


などを書きました。

英語の留学理由書は,語学研修のときのホストマザーにチェックしてもらいました。留学生の友人など,できるだけネイティブにチェックしてもらうと心強いですね☺


〇面接

書類の次は面接ですが,応募をした人はおそらく全員面接に呼ばれていました。面接は在籍大学の国際部の教授約5人によって日本語で行われました。
面接では,

・留学を希望した理由
・ライティングが苦手なようだがどう克服するか
・なぜその大学を選んだのか
・以前体調不良で休学していたが大丈夫か

などを聞かれました。

どれも簡単に準備できることで,答えはおそらく申し込みをした時点で持っていると思うのであまり身構えなくて大丈夫でした!
(面接の順番待ちの際にスタッフの方から「面接という感じでなく,面談なみたいな感じですよ」と言われました。)

私は周りで面接に落ちた人は聞いたことがなく大学側も留学を斡旋している立場で,留学希望者をわざわざ落とす必要もないのかなと感じました。受け答えをしっかりすることや留学に真摯に向き合っていることが重要だと思います。

〇結果
結果ですが,約1か月後に英語のスコアや定員数などを考慮した上で発表されるようでした。第一希望以外が留学先に決定した人も結構いました。
ただ私の場合は,南オーストラリア大学のアプリケーション提出締め切りが他の大学よりも早かったので,フライングで個別に教授から合格の連絡が面接の2,3日後にあり,すぐに準備に取り掛かりました。


さいごに

さて,今回は交換留学に合格するまでのプロセスを書きましたが,いかがだったでしょうか。
特にIELTSの部分はサラッとしか書けていないですが,また勉強法については記事にしようと思っています。

留学に行くまでは不安だらけだと思いますが,案ずるより産むが易し!です!
留学イベントでも言ったことがあるのですが,留学に向き・不向きの人の話を耳にしたりします。私は,性格などに関係なく,留学に行きたいと思ったすべての人が留学に向いていると思います。
留学に興味のある方は,行く前にあまり怖気づかないでほしいです。私は不安になって留学辞退届を出す直前まで行きましたが,留学に行って良かったと思っています(国際部の教授にどうしたの!ってすごく心配された)。

次回は留学準備プロセスの後編として,交換留学先へのアプリケーション申請から実際に渡豪するまでの準備について書いています!

この記事が少しでも皆様のお役に立ちますように〇



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