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骨折と浮腫みの関係性

皆さんこんにちは!

数日ぶりですね👍
今日は骨折と浮腫みです!

骨折した時はパンパンに腫れることがありますが、治った後も骨折した側が浮腫みやすくなった経験はありませんでしょうか!

今日はそこについても調べて解説します!

①なぜ骨折すると腫れるの?

骨折した部分が指先など末梢の部位になると
そこがパンパンに腫れることがあります。

ではなぜ骨折したところが腫れると思いますか?

それは骨折した箇所の骨内の血管が切れて出血が起こるからです!

骨の中は血管に富んでおり、酸素と栄養を運んでいます。
その血管が切れてしまうことで出血し、血腫を形成します。

その後の過程として

その後壊死した組織が吸収され、毛細血管が新生されることにより、
血腫内に肉芽(傷を治すために盛り上がった粒状の肉の塊)を形成する。
そこから肉芽組織が未熟な軟骨を形成し、
骨膜(骨の周りを覆っている組織)では未熟な線維性骨が形成される。
 ⇨化骨形成
化骨が形成された後、骨の吸収と形成を繰り返して(リモデリング)
骨の強度をあげていき、元々の骨折する前の構造に近づいて行く。

②治癒後の浮腫みの原因は?

骨折が治り、退院・リハビリが終わった後でも
浮腫が骨折した側だけ残ってしまうことがよくあります。

原因としては筋力の低下、血流の停滞があげられます。

骨折した後は、手術か保存(固定)することがあります。
痛みもあるため動かさず、腫れることで血流が悪くなりやすいです。
そして骨折していない側と筋肉量が低下して、血流も悪くなりやすいため
水分等が滞り、末梢部で浮腫が起きやすくなります。

③どう対処すればいいの?

ではどの様に対処するかお答えします!

方法としては筋力トレーニング、食生活の改善が良いです。

トレーニング方法としては
末端部の骨折であれば骨折した部位、その先の関節を大きくしっかり
動かすことで筋肉を伸び縮みさせます。
そうすることで
筋肉がポンプの様に作用して血流を改善させることができます。
食生活として
透析等食事制限がなければカリウムが豊富なものが良いとされています。
カリウムには利尿作用があり、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。またトレーニングする上でタンパク質を接種することも筋肉をつけるために必要になります。

一時的な改善方法として骨折部位を挙上すること、
着圧のソックス等で圧迫することでたしかに一時的に
改善しますが、翌日になると戻ってしまうことが多いです。
なので可能な限り日々の生活から見直してみることが改善に繋がります

まとめ

退院、リハビリが終了した後も浮腫みに悩まれている方が
多く、私自身も身近な方から相談されることが多々あります。

日々の生活を見直す上で一気に変えてしまうとストレスに
感じる方もいると思いますので、少しずつ見直すことが
1番ストレスなく改善に繋がるのではないかと思います。

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