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松井さん、なんでそんなに長くブログ続くの?

「松井さん、なんでそんなに長くブログ続くの?」

たまにそう言ってもらえることがある。

最初のブログは2010年3月に始めた『千年一途』というものだった。noteには2016年に引っ越ししたけれど、5年以上、合計388記事を書かせていただいている。

ちなみに、ホームページを最初に作ったのは1996年だったが、妙なエロサイトからハッキングされてプロフィールが流出した。掲示板に俺の経歴がコピペされまくり炎上したが、恥以外に実害はなかった。

そんな身から出たサビはともかく、肝心の「どうしたらブログが長く続くか」であるけれど、一言で言うとブログが続く理由は、

「読者完全無視」

の方針にあるのだ。

「読者目線」
「読者のために書く」

世間ではそれが大事だと、92年の大事MANブラザーズバンドのヒットソングのように謳われているが、そうではない。

「読者完全無視」

なのである。重要なのは。

自分のためだけに書くことなのだ。自分の書きたいことを書きたいように書くから、続くのである。

1.奴隷は、人の言うことを聞くが、人には言うことを聞かせようとしない。
2.中間管理職は、人の言うことを聞き、人にも言うことを聞かせようとする。

3.社長は、人の言うことを聞かず、人には言うことを聞かせようとする。
4.俺は、人の言うことを聞かず、人にも言うことを聞かせようとしない。

こんなところだ。

「そんな利己的なクソ野郎がいるか!」

3.や4.に対してはこうお叱りを受けそうである。

「オマエ、ブログ書いとるんやから、人に言うこと聞かせようとしとるやんけ!」

そう、叱られそうでもある。

だが俺は「話を聞いてもらいたい」のであって、「言うことを聞いてほしい」わけではないのだ。

つくづく思うことがある。

「言うことを聞かず、聞かせようともしないスタイルは、なんとも落ち着くものだ」と。

自分の世界を作っている気がするのだ。

おもいやりさえあれば、4.でいいのではないか。少なくとも、利己的とは違うように感ずる。

人は自分の世界を持っている人と話をしたいと思う。そして自分の世界を持っているからこそ、人と話ができるのだ。他者とコミュニケーションできるのは自らを持っている人間だけだと、どこかの哲学者が述べていたように。

「生きるとは、自分にふさわしい物語を作り上げてゆくこと」

河合隼雄はそう言った。

ならば、どうしたら自分の物語をつくれるのか。

言うことを聞かず、聞かせようともしなければいい。

閉じた内的世界、自分の世界をつくるのだ。

言うことを聞かせるとは、ハッキングなのである。破廉恥だ。まじめに言って教育でもない。

そうじゃなく、話をしたいのだ。

自分の世界を築くことができれば、みんなの世界に気づける。

世界を築けるのだ。

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