岩﨑勇斗

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復帰戦までの道のり

皆さんこんにちは! 今回は先週の14日に出場した復帰戦までの道のりについて書いていこうと思います。 拠点を東京から地元"兵庫へ" 僕は2022年4月、創価大学に入学したのと同時に駅伝部に入部しました。しかし、高3の11月に痛めた左膝が完治しておらず、本格的に走り始めたのは6月後半でした。その後は股関節の故障があったものの夏以降は順調に練習を積むことができていましたが、年も明け、調子が上がってきていた1月20日。今度は右膝を故障し、再び走れない状況となってしまいます。 そ

    • あの日から一年

      時の流れは早いもので”あの日”から一年が経ちました。 ”あの日”とは僕が所属していた駅伝部から退部した日です。 あまりにも急な出来事でした。 所属していた駅伝部では3か月に一回監督と面談がありました。面談と言ってもまともに話し合うことができるのは、結果を残している選手だけで、故障している選手や結果の出ていない選手は一方的に監督から詰められる中々辛い面談でした。 かく言う僕も入学から故障続きでタイムも全然出ておらず、そろそろ何かあるかもしれないとの思いで3月1日、監督と面

      • 学連記録会 5000m 14′49″16

        こんにちは。 今回は先日出場した学連記録会5000mについて振り返っていこうと思います。 レース前の状態 9日前に走ったみっきぃふれあいマラソンで、ある程度レース感を掴むことができたこともあり、良い状態で臨むことができました。練習も継続して積めていましたし、特に冬場は閾値強化にしっかり取り組むことができていたので、ベストは確実に更新できそうな感覚でした。 レース結果 結果は組2着で14′49″16とまさかのベスト更新ならずでした。 ラップは2′50″‐3′00″‐3

        • みっきぃふれあいマラソン優勝しました!

          今回は3月3日に出場したみっきぃふれあいマラソンについて振り返っていこうと思います。 レース前の状態 今回のレースは練習の一環という形で、本来はほとんど調整せずに走る予定でしたが、ハードなトレーニングを続けていた影響からあまり状態が良くなかったということで、急遽少し調整を行って臨みました。実力的に優勝はできるだろうと思っていたので、緊張はあまりしなかったです。 結果 結果は男子5kmの部14′56″(多分大会新)で優勝することができました! ラップタイムは3′05″

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          ドーピング問題は氷山の一角

          先日、箱根駅伝常連校である某S大学駅伝部の選手がドーピング違反により、3年間の出場停止処分を受けたとのニュースが入ってきました。 以前から出雲駅伝出場選手の中にドーピング違反があったとの情報は出回っており、ある程度予想はされていたのですが、今までこのような問題が日本学生長距離界に出回ることがなかったこともあり、世間に衝撃を与えました。 大学側が発表した文書では、強い倦怠感を改善するために友人から薬を購入し、結果その薬から禁止物質が検出されたとのことですが、検出された禁止物

          ドーピング問題は氷山の一角

          僕の故障歴

          スポーツをやっている方なら大体経験する故障。かく言う僕もこれまで色んな故障に悩まされてきました。 ということで今回は競技歴12年目の僕が今まで経験した数々の故障をご紹介したいと思います。対策とかも軽く書いてるので、同じ故障で悩んでいる方は是非参考にしてみてください。 ※故障の定義としては1週間以上痛みが続いたり、走れなかったものとします。 1.シンスプリント(2018.6、2019.12~2020.1) 僕が始めて月単位で走れなくなった故障は、このシンスプリント(脛骨

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          ペース走と速いjogは本当に必要なのか

          陸上中長距離をやっている人なら必ず行ったことがあるペース走と速いjog。しかし、これらの練習法は世界のトラック種目トップランナーにとってトレンドな練習法ではなく、現在は過去の記事で紹介した閾値トレーニングが主流となっています。 本当にペース走と速いjogは必要な練習なのか。今回はこのテーマについて紐解いていこうと思います。 ペース走と速いjogとは このnoteを読んでる方には、陸上競技をあまり知らない人もいらっしゃると思うので、まずペース走と速いjogについて説明します

          ペース走と速いjogは本当に必要なのか

          2024年の目標

          皆さん、明けましておめでとうございます。 今回は新年初投稿ということで、今年一年の目標を書いていこうと思います。 1.今年の目標タイム 今年も、昨年同様1500mと5000m中心に出場するので、 1500m 3′50″ 5000m 13″59を目標にしたいと思います。 自己ベストからはどちらも離れていますが、今年は昨年と違い、冬場からしっかり練習が積めているので、無謀な目標タイムではないと思います。 今の状態でも1500m3′54″、5000m14′20″くらいは出

          2024年の目標

          2023年の振り返り

          今年も残すところわずかとなりました。改めて2023年を振り返ると、良くも悪くも自分の人生に大きな影響をもたらした年だったと思います。 時系列的に一年を振り返ります。 年明けはかなり順調でした。去年の10月以降は継続して練習できていたこともあり、ベストは確実に更新できる状態にはなっていましたが、そう長くは続かず、1月末に右膝を故障。それ以降は再び走れない状況になりました。結局それが原因となり3月末、所属していた駅伝部を退部。わずか3か月足らずで天国から地獄に突き落とされたよう

          2023年の振り返り

          使用シューズとその選び方

          以前、インスタでnoteのネタを募集したところ、シューズについて書いてほしいとの声があったので、今回は僕が使用しているシューズやスパイクと、その選び方について書いていこうと思います。 あくまで個人的見解ですので、参考程度に見てもらえれば幸いです。 ジョグ用  AIR ZOOM PEGASUS 39 このペガサスシリーズは37から履いていて、ここ3年くらいお世話になっているシューズです。癖もほとんどなく、比較的扱いやすいシューズだと思います。重さは約266gとジョグシュー

          使用シューズとその選び方

          根強すぎる日本の駅伝文化

          数日前、Xに上がっていたあるネットニュースが僕の目に止まりました。 内容は「駅伝シーズンがある限り、世界との差は埋まらない。ただ、駅伝はチーム運営に必要なものであり、今後どう活かしていけるか」というもの。 これに幾つかの選手が反応。 まず3000m・5000m日本記録保持者の大迫傑選手。 次に5000m日本歴代2位の遠藤日向選手。 そして今年の世界陸上3000m障害で決勝進出を果たした青木涼真選手。 これまでの僕のnoteを見ている方はご存知の通り、僕自身も駅伝否定派

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          大谷翔平選手の凄さ

          先日、MLBで自身二度目、そして史上初となる二度の満票でのMVPを獲得した大谷翔平選手。今回はその歴史的偉業を成し遂げた大谷選手の凄さについて解説していこうと思います。 凄さ1:リアル二刀流で大活躍 一番はこれだと思います。投打どちらかで絞っても活躍するのが難しいMLBにおいて二刀流を実現している大谷選手はまさに異次元であると言えます。特にここ3年は二刀流での活躍が凄まじく、昨年は野球の神様・ベーブルース以来となる「二桁本塁打&二桁勝利」を達成。そして今年はMLB史上初と

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          体重制限とフォーム改造の危険性

          こんにちは! 今回は陸上をやっていると必ず直面する体重制限、そしてフォーム改造について、なぜ危険なのか自身の経験や私見をもとに書いていこうと思います。 体重制限の危険性 陸上競技においての体重制限は、出来るだけ身体を軽くしたほうが走れるといった考えのもと行われるものです。僕自身も高校入学以降、体重を落とせと言われることが多くなり、食事制限を行ってみたり、体を絞るため、走る量を無理に増やしたりと様々な方法を行ってきました。しかし、この問題の結論として、体重制限は絶対に良くな

          体重制限とフォーム改造の危険性

          尼崎中長距離記録会 5000m②

          こんにちは! 今回は11月11日に出場した尼崎中長距離記録会5000mについて書いていこうと思います。 レース前の状態 前回久しぶりに5000mを走ったことで、良い感覚をつかむことができ、状態は前回より格段に上がっていました。特に最近設定タイムを上げれていなかった2000mのAT走を10秒ほど上げて走れたので、順調に閾値強化できていたことが状態の良さを表していたように思います。 久しぶりの… 結果は14′52″02でベストには届きませんでしたが、久しぶりの1着を獲るこ

          尼崎中長距離記録会 5000m②

          後輩たちへ

          こんにちは! 先日、大阪高校駅伝が行われ、母校である関西創価高校の応援に行ってきました。今回は後輩たちの走った姿を見て、感じたことや伝えたいことを書いていこうと思います。題して「後輩たちへ」です。 全員でつかみ取った4位入賞 今回の大阪駅伝で関西創価は2時間12分12秒で4位入賞。表彰台には一歩届きませんでしたが、総合タイムは5年前、都大路を決めた2時間11分28秒に次ぐ関西創価歴代2位と、素晴らしい記録でした。1区から上位で安定していて、誰一人大きく崩れることなく走り切

          後輩たちへ

          尼崎中長距離記録会5000m

          皆さんこんにちは! 今回は先日出場した尼崎中長距離記録会5000mの結果について書いていこうと思います! 記録会前の状態 前回出場した兵庫秋季記録会の後、身体のバランスが崩れていたのと疲労が原因で右背中・腰の強い張りが出てしまいましたが、大事には至らずすぐに回復し、順調に練習を積むことができました。練習メニューの設定タイムも以前とは比べ物にならないくらい上がっており、展開によってはベストは更新できるほどの調子だったと思います。 10ヶ月ぶりの5000m 結果は14′5

          尼崎中長距離記録会5000m