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使用シューズとその選び方

以前、インスタでnoteのネタを募集したところ、シューズについて書いてほしいとの声があったので、今回は僕が使用しているシューズやスパイクと、その選び方について書いていこうと思います。
あくまで個人的見解ですので、参考程度に見てもらえれば幸いです。

ジョグ用 

AIR ZOOM PEGASUS 39

このペガサスシリーズは37から履いていて、ここ3年くらいお世話になっているシューズです。癖もほとんどなく、比較的扱いやすいシューズだと思います。重さは約266gとジョグシューズにしては軽く、反発も強すぎず弱すぎずといった感じで、とても良い感覚で走ることができます。ワイドサイズもあるので、横幅が広い方でも安心して履けるシューズです。

新作の40はまだ履いてないので、お金が溜まり次第購入しようと思います。

スピード練習用

NIKE ZOOMX STREAKFLY

このシューズは1マイル、5㎞、10㎞のロードレース向けにNIKEが開発したシューズです。厚底シューズとは違い、カーボンプレートは中足部のみとなっていますが、とても走りやすく、スピード練習では一番欠かせないシューズです。
反発もあり、ミッドソールの厚さは2.6ミリと薄めですが、その分厚底シューズより軽くて扱いやすく、後述するレース用のドラゴンフライに似たような感覚で走ることができます。ただ、人によって評価が分かれるシューズで、薄くて走りにくいという声も聞いたことがあるので、必ず試し履きしてからの購入をおすすめします。

NIKE ZOOM FLY 5

このシューズは2000mのAT走といった少し余裕のもてる練習で使用しています。重さは約282gと重めですが、ミッドソールがズームXフォームになっている分、反発はそれなりにあります。
ただ、1㎞3′00前後くらいのペースになると重さで走りづらさを感じるので、あくまで練習用といった感じです。

Ⅿ.Lab

このシューズはオーダーメイドです。
ミムラボの代表取締役である靴職人・三村仁司さんは瀬古利彦さんや高橋尚子さん、野口みずきさんのシューズを手掛けた方で、NIKEの厚底が登場するまでは、かなり人気のシューズで特に地元兵庫ではミムラボを履いている選手が多かったです。
オーダーメイドで作っているのでフィット感抜群なのはもちろんのこと、とても軽く、初めて履いた時はあまりの走りやすさに感動したのを覚えています。現在は坂ダッシュによく使っていて、脚力を鍛える練習には最適だと思います。

レース用

NIKE  ZoomX Dragon Fly

みんな大好きドラゴンフライの登場です。僕もレース用として履いていて、今年のレースも全てこのスパイクで走りました。最初履いた時はあまり凄さが分からず、走りやすさを感じませんでしたが、いつのまにか一番好きなスパイクになっていました。踏み込むと勝手に前に進む感じで、反発も強く、そして意外と扱いやすい万人向けという点がドラゴンフライの良さだと思います。

一番恩恵を感じたのは9月に出場した姫路選手権1500m決勝の時に、スローな展開から一気にラスト300mを42秒まで上げきることができたときです。
やっぱり良いスパイクだなと改めて感じた瞬間でした。

NIKE AIR ZOOM VICTRY

NIKEのスパイクで初購入だったのが、このエアズームヴィクトリーでした。このスパイクはズームXやカーボンプレートだけでなく、前足部にズームエアが搭載されているので、とんでもなく反発が強いです。あまりにも癖が強すぎるスパイクなので、ドラゴンフライに比べると履いている選手は少ないですが、僕は高校時代、1500mと3000mのベストタイムはこのスパイクで出したので相性抜群でした。しかし、今年久しぶりに履くと感覚が変わってしまったのか、ズームエアがただの重りにしか感じず、結局レース用は全てドラゴンフライに。
来年以降、挑戦してみようと思います。

asics METASUPED SKY+

最近厚底シューズ界で大人気のシューズです。
前足部に反発材が集中していていることから反発は強く、写真の通り上に曲がっています。アシックスは日本人向けのシューズなのでフィット感は抜群ですが、僕は合わず、実はここ2ヶ月弱使っていません。
僕自身反発が強いシューズは好きで、当初は走りやすいなと感じていたのですが、前足部が強制的に前へ進むような形状になっていることから、上に跳ね気味に走る僕は腰が反りやすくなってしまい、足や腰を痛めることが多くなってしまいました。周りでも合わなかったという声はちらほら聞くので、このシューズも人によって評価が分かれるシューズだと思います。個人的には前足部の形状から、前傾姿勢で走る選手は使いこなしやすいのではと思っています。

シューズの選び方

シューズを選ぶときは、サイズ感は大きめで、反発が強く、恩恵を感じるシューズを選んでいます。ジョグ用はそこまで気にしませんが、レース用やポイント練習用は、走らされている感があったほうが僕は走りやすいので、そのへんを重視しています。中にはシューズではなく、自分で走る感覚が好きという選手もいるので、本当に人それぞれだと思います。
メーカーについてはNIKE履いてりゃなんとかなるの精神で、ここ最近はずっとNIKEから選んでいます。海外のトップ選手でもNIKEを履いている選手が多いですし、何よりも速く走れるところが良い点です。以前は癖のあるシューズという印象でしたが、厚底シューズを始めオーソドックスなシューズも多くなっているので、今では逆に一番扱いやすく走りやすいメーカーだと思っています。

おわりに

今回はシューズ紹介ということで、改めて振り返ると僕自身、完全にNIKE信者になっているなと感じました。年明けには新作の厚底シューズが販売されるそうなので、それを楽しみにしつつ、日々の練習を頑張っていこうと思います。





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