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[映画レビュー2/5点]バードマン(あるいは無知がよたらす予期せぬ奇跡) アカデミー賞4部門受賞作はあんま面白くなかった。

ネタバレしてます。
なんだろーなー( ̄□ ̄;)
"????"と思う展開が多かったので、最後に解説サイトのURLを載せました。
さまざまな解釈が存在する映画だったようです。

こんなジャンル
・役者魂のぶつかり合い
・栄光と挫折に生きるキャラクター
・アカデミー賞受賞作
・意外な展開に衝撃
・現実と虚構がテーマかな??
・クセが強すぎる。。


アカデミー賞には、最多9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞のなんと4部門受賞してます。

この映画の気になる点と特徴
・リーガンの頭の中で葛藤するバードマンは何者?
・モノを操れる特殊能力があるけど、、、
・ワンカット撮影
・現実なのか虚構なのか。役者の世界観
・現場を振り回す実力俳優サム
・途中から衝撃な展開を迎え、そのまま謎の終わり


解説
映画の舞台ですが、映画「アベンジャーズ」が好評でヒーローに人気が出ています。
(ジェレミー・レナーとか、ロバート・ダウニーJrとか名前と映像が出てきます。)

そんなヒーローブームの中、主人公のリーガンは本当にヒーローの特殊能力(モノを操る力?)を持っています。(しかし、これはリーガンの妄想だそうです。)


20年以上前に「バードマン」というヒーロー役で有名だったリーガンは、いまや落ちぶれたヒーローとも言われています。

才能あふれるサムとの共演でチャンスを得ますが、このサムがクセモノで、現場を振り回します。

このサムのキャラクターは、それを演じるエドワード・ノートン本人の印象にすごいマッチングする。。
常人じゃ理解できないレベルの、演技に対する思いと、揺らがない自信は、厄介なキャラだけど存在感ばっちりでした。。

例えば、、、、、

「俺はインポなんだ。でも演技中ならなんでもできる」

と言って、ベッドシーンで本当にヤろうとします。

もうサイコパス笑
(エドワードノートン本人ではなく、キャラの話です。)
エドワードノートンはこーいうサイコパスなキャラが多いね笑↓


他にも、、、、、
リーガンが着ていたガウンがドアに挟まって抜けなくなり、パンツ一丁で舞台に戻るところなんかすごく見どころがある。

途中でサイン求められても書いてあげてるリーガンは優しい笑
そしてこれがきっかけで良い展開になっていきます。

展開も面白いし、結末もまとまってる。

しかーし、最後の方は結構衝撃な展開です。

リーガンが、劇の役で演じるラストシーン。
銃で自殺するクライマックスですが、リアルを追求するサムが実弾を装填していたため、鼻を吹き飛ばしぶっ倒れます。

こんなことが起きてリーガンにとっては災難ですが、逆に話題を呼んで注目を浴びたことは念願でした。
入院した病院で、リーガンは窓から飛び降りて、バードマンのように空を飛んだことを仄めかすシーンで終わります。

終わり方は賛否両論だと思います。
僕はむしろ否の方でした。よくわからなかった。。


そもそも、「バードマン」っていう設定って必要?笑


個人的感想の結論
この映画は、もっとフツーに作ってた方が良かったがする。
エドワード・ノートンのイカれた役と、主人公の複雑な心境をもって奮闘するヒューマン映画でも十分面白いのに。。
奥も深いしー。。

映画評論家の解説を見てようやく理解できましたので添付しておきます。


結論、ワンカット撮影だから現実と虚構の表現が見極めにくく、象徴的な表現が多いためわかりにくかったみたい。。

でもこれがアカデミー賞とるんだもんね(><)
映画って難しいねー笑

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