足趾の重要性 【足の指が動けば転ばない!】
ご覧いただきありがとうございます🐾
たまには理学療法士らしい記事を...
と思い、僕がリハビリする上で必ず見ている
足趾(足指)のことを書きたいと思います!
セラピストも医者もただただ歩かせるんです...
『いっぱい歩きましょう!』
『一日○○歩歩きましょう!』
確かに歩くことは大切なんです。
運動をやっている感じもしますし、
『今日は動いた』という体感を得るためには、
外を歩くことってピッタリです。
しかし、歩くよりも大切なことがあります。
それは【歩ける『足』であるか】、
細かく言うと【歩ける『足趾』であるか】。
足は地面に着く唯一の部分です。
足の裏から地面の情報をキャッチします。
そのため、動くことにおいて
土台になるのが足です🦶🏻
そんな足の指(足趾)についてです。
現代社会は、便利になったものの、
足にとっては最悪の環境になりました。
裸足になる機会が減り、靴下によって、
足趾が引っ付いた状態になる。
それにより足の指が開かない人、動かない人が
多数ではないでしょうか?
また、外反母趾(がいはんぼし)、
内反小趾(ないはんしょうし)の方を
よく見かれるよになりました。
左が外反母趾です。これはメジャーですね。
右が内反小趾です。あまりメジャーではないが
ほとんどの方が内反小趾の印象です。
ただ、先に言っときますとこう言った変形は、
『結果』であり『原因』ではありません。
サイズの小さい靴を履いたり、
靴下の影響で足が締め付けられて、
足の指(足趾)が内側になってしまった、
その状態でずっと歩いたり生活していた結果。
指一本の画像がないのですが、
➡️⬅️にあるように、内側に寄っていきます。
自分で作っておきながら、関西弁かい...
『そ、そんな寄ってくるなよ///』
何言うてんねん、パオンちゃうわ...
はい。
つまり足趾が適応しようとした結果です。
そのため、
外反母趾・内反小趾=痛み・歩けない
には繋がりませんので。
必ずしも症状としては出ません。
よく『そんな足じゃ10年後歩けなくなる!』
というセラピストもいるらしいですが、、、
会ってまもない赤の他人に何がわかるの?
という話です。
自分の顧客にしたいだけですので、
信じなくて大丈夫です。
僕の姉は酷い外反母趾で、前述したセリフを
10年以上前に言われたらしいのですが、
10年以上たった今もピンピンしています。
ただ足の機能が普通より良くないのは
確かなことです。
それに転びやすくなります。
リハビリをする高齢者の方、8割足の指が
全く動きません(笑)
でも動くようになるとしっかり歩けて、
しっかり体重もかけれるようになります。
つまり足趾は大切なのです🦶🏻
日本の研究でも、足趾の状態が転倒に関係する
と言われている論文が多数あります⑴⑵⑶。
そんな足趾の中でも大切なのは、
どの指かわかりますか?
.
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正解は『小趾(指)』です!!!
親指が特に注目されているのですが、、、
実は小趾なんです!
小趾が動くようになれば、足は安定します。
と断言出来るくらい大切なのです。
そんな小趾については、
別の記事でお伝えします🙏🏻
お楽しみに⭐️
to be continued...
☆参考文献
⑴心身健康科学 16巻2号63~71(2020)
⑵ Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing Vol.9 No.2 pp.116~123, 2005
⑶ Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy Vol. 10, No. 1:33-39, 2020
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