見出し画像

【不登校05】学校以外の選択肢 4つ!(フリースクール,教育支援センター,不登校特例校など) #36 - TeacherTeacherのPodcastを記事化してみた



はじめに

 最近、「子育てラジオ Teacher Teacher」というPodcastを聴き始めました。元小学校の先生である「はるかさん」と、ラジオ番組プロデューサーの「ひとしさん」の2人でやっている番組です。

 私は3歳と1歳の子供がおり、はじめは「小学校・中学校の子どもがいる親御さん向けかな?」と思って聴き始めたのですが、子育てについて本質的なことを多く語っており、とても勉強になっています。また、自分の子供のちょっと先の教育現場の状況について知ることもでき、参考になります。

 そして何より、彼らには大きな目標があります。それは、「全国に無料のフリースクールを作る」ということ。フリースクールとは、主に不登校の生徒さんが通う場です。これまで不登校問題について関心がなかったのですが、このPodcastを通じて事の重大さに気づき、純粋に彼らの活動を応援したくなりました。そこで、月額いくらか支援してスポンサーをさせてもらっています。スポンサーになるとDiscordコミュニティにも参加できます。こちらもとても盛り上がっています。関心ある方は、是非、下記のホームページをご覧ください。

 現在、Podcastでは「調査回」という、子育て・教育に関する1つのテーマを調査して、深掘りしていく連続エピソードが公開されています。今回は「不登校についてメタ認知しよう」という企画です。メタ認知というのは、「不登校に纏わる問題・意見・歴史等を調査して俯瞰的に理解し、その上で適切な判断をしていくための視座・視点を得ましょう」、ということです。

 その中で、2023/12/28に配信された回である『【不登校05】学校以外の選択肢 4つ!(フリースクール,教育支援センター,不登校特例校など) #36』は、フリースクール等の不登校生徒の選択肢に関する重要な情報が詰まっていると思いました。

 そこで、ここで語られている内容は、活字としてまとまっていると参考になる方も多いと思い、このnoteでまとめてみました。何か間違いや問題があれば、修正・削除しますので、おっしゃっていただけますと幸いです!

 なお、前回のnoteはこちらです。

1. 主なメッセージ

  • 学校以外の選択肢の多様性:四つの異なる目的を持つ学校以外の選択肢が存在する。

  • 各選択肢の目的の理解:選択肢ごとに異なる目的を理解することが重要。

  • 選択肢の判断基準:選択肢を理解し、適切な判断を行うための基準を知ること。

  • 新しい選択肢に対する極端な意見:新しい選択肢は極端な意見や偏見を生みやすいが、冷静な判断が必要。

2. フリースクールの歴史と重要な人物

 フリースクールとは、生徒一人ひとりの学習プロセスに重点を置くことで、伝統的な教育システムの枠を超えた個別化された教育体験を提供します。教育システムに適応するのが難しい生徒や、より自由で創造的な学習環境を求める生徒に適した選択肢となります。 

 フリースクールの概念は、20世紀初頭の教育革新運動に端を発しています。この運動は、伝統的な教育システムに対する反発と、子どもたちの自由と創造性を重視する新しい教育理念の探求から生まれました。A.S.ニールとジョン・デューイなどの先駆者たちは、この運動に大きな影響を与え、現代のフリースクールの礎を築きました。なお、このフリースクールの歴史については、「沖田:欧米と日本におけるフリースクールの比較研究--フリースクールの歴史と系譜をめぐって, 社会分析, 日本社会分析学会 (1997)」が参考になります(本論文はPodcastでは出てきていないが、この内容を参照されていると私が推定しました)。

2.1. A.S.ニールとサマーヒル学校

 A.S.ニールは、フリースクール運動の中心人物です。彼は1921年にイギリスでサマーヒル学校を創設しました。サマーヒル学校は、子どもたちに自主性と自由を重んじる教育を提供し、世界中で有名になりました。
 ニールの教育理念は、「子どもたちに自由を」という考えに基づいており、彼は従来の教育方法、特に権威的で厳格な教育スタイルに反対していました。

2.2. ジョン・デューイ

 アメリカの哲学者で教育改革者であるジョン・デューイもフリースクール運動に大きな影響を与えました。デューイは、教育が社会的な経験と密接に関連していると考え、学校が子供たちの興味や経験に基づいた学習を提供すべきだと主張しました。彼の「学びは行動すること」という理念は、実践的な学習と探究学習の重要性を強調しました。

2.3. ソ連のスプートニックショック

 1957年、ソ連が世界初の人工衛星「スプートニック」を宇宙に打ち上げました。この出来事は、アメリカを含む西側諸国に大きな衝撃を与え、「スプートニックショック」と呼ばれるようになりました。アメリカは、ソ連に対する科学技術の遅れを痛感し、教育システムの見直しを迫られました。
 スプートニックショックを受け、アメリカでは科学技術教育の強化が求められました。これにより、以前から存在していたフリースクールや進歩的な教育理念が、一時的に抑制される傾向にありました。しかし、長期的には、このショックが新しい教育アプローチへの関心を高める結果となり、フリースクールの理念に新たな息吹を与えることにも繋がりました。

3. フリースクールの種類

 フリースクールには、大きく7つの種類があります。これらは教育内容やサポートの方法に基づいています。それぞれに目的や特徴が異なるので、子供のニーズや状況に応じて最適な選択をすることが重要です。

フリースクールの種類

4. 不登校生徒向けの学校以外の選択肢

 これらの選択肢は、不登校生徒のさまざまなニーズに対応するためのもので、各選択肢にはそれぞれのメリットとデメリットが存在します。生徒の個性や状況に合わせて最適な選択を検討することが大切です。

不登校生徒向けの選択肢

Appendix. 本記事の作り方

 この記事のほとんどの部分は、ChatGPTに書いてもらいました。制作フローは以下の通りです。

  • LISTENで文字起こしされた対話を、ChatGPTに読み込ませる

  • 複数の観点で質問&対話して文章を作成してもらう(下記、質問例)

    • 伝えたい重要なメッセージはなんですか?複数あれば、箇条書きで記述してください。

    • フリースクールの歴史や重要な人物について教えてください。

    • フリースクールの種類を表形式で整理してください。

    • 不登校生徒向けの選択肢として、学校以外の選択肢について、表記式で整理してください。

  • それらを1つにまとめて、ファクトチェックする(台本には書いていないことを言っていないか?)

ChatGPTとのやりとりは、こちらから見ることができます。

さいごに:Japan Podcast Awards大賞受賞とクラウドファンディング挑戦

「第5回 Japan Podcast Awards大賞」受賞、おめでとうございます!

https://www.japanpodcastawards.com/index.html

ついに、二人の夢である「無料」のフリースクール設立も始まっています!2024年4月30日までクラファン挑戦しているので、応援してみたい方は是非ご覧ください!