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バドミントン世界選手権の多国籍の雰囲気

ニュージーランドという海外のスポーツ現場に行って、「これ、いいね」というのを見つけましたが、日本ではしばらく、国際的な雰囲気というのを味わっていませんでした。
ここ数年は、海外から選手が来るのが難しい状況でしたし。

しかし、先日行った、バドミントン世界選手権では、久々に多国籍な応援の雰囲気というのを味わうことができました。

私が行けたのは最終日で、全5種目の決勝が行われました。
その日の出場選手は、日本のほか、中国、韓国、タイ、マレーシア、インドネシア、デンマークの代表。
スタンドに座ると、周りに座っている人たちのいろいろな言語が耳に入ります。また、それぞれの国のカラーの服を着たり、小さな国旗を持っている人の姿もありました。この日の出場選手の国ではないと思われる外国人の観客の姿も、見られました。
そういう方々からも、私の前を通る時には「すいません」と日本語で言われたりするのですが。

デンマークの方が近くに座っていました


日本選手への声援はもちろん一番大きいです。しかし、海外のどこかを訪れて、その国の地元選手がたくさん応援されているというのとはまた違った、混ざり合った多国籍な雰囲気がありました。鐘や太鼓を鳴らして応援する一団もありましたし、スタンド全体の試合中のリアクションも大きいという感じがあります。声を出してしまって応援する人もいて、日本語、英語、さらに別の言語で注意のアナウンスが入ったりします。

打球音も結構聞こえます


バドミントンの試合を見たのは久々だったのでした。強豪国はアジアが多いのと、あとはヨーロッパです。
選手入場の際には、巨大なスクリーンに選手の姿が映し出されたり、スモークも上がったりと、なかなか派手な演出もするようになっていました。
世界一を争う試合ですから、技術、戦術、駆け引きはハイレベルで、やっぱり面白いです。ダイビングして返球してすぐに立ち上がったり、強烈なスマッシュを連発したりと、素人にもわかりやすい派手さも見られます。観客の盛り上がりを生んだ要因の一つでしょう。

一つのスポーツを見て、いろいろな国の人が一緒に楽しんでいる様子。こういうのは、スポーツの風景として、やっぱりいいなと改めて思いました。


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