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高校生だった頃

地元に戻ってきたので、学生だった頃の生活の記憶が、ふつふつと蘇ってるこの頃。
特に高校の頃は、とにかく地味な学生だった。早く学校から出たくて、卒業したくて、バイトばっかりして、趣味だった洋服はたらふく買っては、学校では基本ダラダラとした生活を送っていた。
正直、これといった華やかな思い出があまりない。恥ずかしながら。

そんな自分を、唯一救ってくれていた?のが、ミスチルとBUMP OF CHICKENの唄でした。当時主流だったMDウォークマンを、行きも帰りも、必ずイヤホンを付けて聴いてて、当時聴いてた曲は今聴いたりすると、高校の頃をすごく思い出す。(唄って不思議なパワーがあるよね。。記憶を鮮明に蘇らせてくれる。)

30歳になった今となっては、いろんな音楽を聴くようになったけど、この2つは今でも大好きだし、なんだか特別な存在になってる。っていうか、昔の当時の曲を今聴いても、全く色褪せていない。むしろ、大人になった今、その唄の歌詞の真意とかを深く考えたりして、とてものめり込んでしまって、最近やたらと通勤中に聴いてる。

特にBUMP OF CHICKENの藤原氏は、当時出した曲だって、20代半ばくらいなのに、人生何回目だよこの人。。とか思ってしまうくらいに、言葉の優しさや重みがすごい。

有名なアーティストなどはほとんど、若い頃から頭一つ抜きん出てるんだと思うけど、親友がたまたま大好きで、当時強く勧めてくれて、偶然にも好きになって、今でも好きな事に、とても感謝さえ感じる。(その親友は今でも、たぶん僕以上に好きで、結果、藤原氏の名前の一文字を産まれた息子に命名した。最高に素敵だと思ったし、何かや誰かを、ずっと好きでいつづける大切さや素晴らしさを身に染みて感じた)

ちょっと長くなってしまったけど、最後に一つ、BUMP OF CHICKENの、僕が大好きな歌詞を抜粋して終わりにする。ああ、長い。
「GOOD LUCK」って曲で、タイトル通り、〝別れの唄〟なんだけど、別れの素敵さや、人との出会いなんかを、とても前向きに、輝かしく、感じさせてくれる。
そしてこの曲のイメージ短編映画DVDがあって、その話しがとても良くて、主演がなんと染谷将太!だったりする。

卒業を控えた地味な高校生たちが、手作りの映画を作るって話しなんだけど、これがもうなんか最高に青春で、キラキラしまくってて。初めて観た時に、自分の高校生活をとても後悔してしまったのを、今でもよく覚えてる(笑)。当時、何度も何度も繰り返して観てた。

この歌詞のような別れをする、涙するような、高校生活を送りたかったなぁ。

ああ、哀しくなってきた(笑)。
おわり。

君と寂しさは
ずっと一緒にいてくれていた
弱かった僕が
見ようとしなかった所にいた
そこからやってくる涙が
なによりの証
君がいる事を
寂しさから教えてもらった
くれぐれも 気を付けて
できれば 笑っていて
騙されても 疑っても
選んだことだけは 信じて
笑われても 迷っても
魂の望むほうへ
思い出しても そのままで
心を痛めないで
君の生きる明日が好き
その時 隣にいなくても
言ったでしょう
言えるんでしょう
いつも一人じゃなかった
BUMP OF CHICKEN
「GOOD LUCK」※一部抜粋


#エッセイ #高校生活 #思い出 #青春 #BUMPOFCHICKEN #藤原基央

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