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言葉は意味を持たない

今後noteを書き連ねるにあたって自分の言葉に対する解釈を示しておこうと思う。


約束

友達と遊びの約束をしたは良いものの、日が近づくにつれ面倒になり後悔するなんて、よくあることだろう?
俺は毎回そうだ。

「来週の休み、一緒に遊ぼうよ!」
さて、俺はまた懲りもせず遊びの約束をしてしまった。
気づけば一週間が過ぎ、明日また休みが来る。

「………9時だ」
どうやら昨日youtubeを観たまま風呂にも入らず寝てしまったらしい。
欲張って約束の時間を10時にした自分を責める。

「あ、もしもし…俺、ごめん………

さて、「一緒に遊ぼうよ!」
先週の俺の言葉は今「嘘」になった。
が、先週俺が吐いた言葉は「悪」になっただろうか?
「いや、悪だろ」と思った人は想像してほしい、
先週の俺の馬鹿で屈託の無い笑顔を。

………ちょっと朝起きたら熱があって………ゴホンゴホン。」

今嘘をついた。
しかも心配させる嘘だ。終わってる。
誰もがそう思うだろう。俺もそう思う。
だが想像してほしい、
最高にprettyでcuteな俺が、本当に熱に苦しんでいる姿を、
お前と遊ぶのを心から楽しみにしていた俺の、心から悲しむ姿を。

電話越しのお前は、俺が電話の後ベッドの上でyoutubeを30分観た後、優雅に二度寝していることなど分からないはずだ。
「シュレディンガーの俺」完成である。

このように言葉には解釈しか存在しない。
俺がどんな言葉を吐こうが意味など存在しないのだ。

並行世界

「お待たせー。」
ちゃんと前日に風呂に入って8時に起きた俺が5分遅れで到着した。

先週の約束を果たした。
確かに俺は今日それを果たし、そこに存在した。


補足

1枚目はあえて偏見を特定のジャンルに押し付けてバカにするという古典的なお笑いだが、2枚目で俺は土下座をしている。
つまりこのストーリーズには
「美術部女子中学生をバカにしている俺」は存在しなくて、
「唐突に美術部女子中学生に土下座をする変態」だけが存在している。


まとめると

何を書こうと何を言おうと何にもならないが、言葉を「吐く」ことに対して責任を持ち、果たす必要がある限り果たす。


俺ってまじでスタイリッシュな文章書くよなー
定期テストの国語で70点しかとれなくても作文を高く評価してくれた中学校の国語の先生は本当にいい仕事をしていたと思う
提出物を出さない分しっかり評価を下げてくれたことも含めて

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