短編物語「レモンサワーのアテ」
小林、中林、大林の3人は仲がいいけど、良く喧嘩をしていた。
中林は、よく間を取り持つ良いやつだ。
今日はいつになく、小林と大林は揉めていた。
「レモンサワーには塩辛だろ!」
「だからお前はエセグルメなんだよ!チーズにサラミだろ!」
「だったら小指立ててワイン飲んでろ!」
「お前はレモンサワーのジョッキ小指立てて飲んでるじゃねぇか!」
「ジョッキの取ってが狭いから小指が出てるんだよ!」
「だったら取手を向こう側にしてジョッキを掴むようにしたら良いじゃねぇか!」
「俺は小指がはみ出してる事気にしてねぇんだよ!」
「持ちづらいのにそれを続けるってアホだろ!そんな気の利かない奴がレモンサワーのアテのベストがわかるわけねぇだろ!」
「変なところ気にしすぎなんだよ!レモンとチーズ合わせたら変な風になるじゃねぇか!」
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