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涙目のルッカ
2020年11月25日 21:22
ふと気づくと、私はどこだか知らない道のまんなかに立っていた。深い緑色をした歩道橋。うっすらと青みがかった車道。白い鉄骨でできた背の高いビルが立ち並んでた。なんだか雰囲気のちがうこの場所で、私は落ち着いた表情であたりを見渡していた。両側にある歩道にたくさんの人がいた。音がとても静かだったので、こんなにたくさんの人がいるのに気づかなかった。だけど、誰も喋っていないし息をしているのだろう