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柏心の黄身の部分(おはなし系)

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見た夢を文章にしてみたり、言葉遊びだったり、世界を滑稽に遊んでしまえという気持ちで書いてます。お付き合いいただけると喜びます。
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2020年11月の記事一覧

短編物語「夢の中の人」

短編物語「夢の中の人」

ふと気づくと、私はどこだか知らない道のまんなかに立っていた。

深い緑色をした歩道橋。うっすらと青みがかった車道。白い鉄骨でできた背の高いビルが立ち並んでた。

なんだか雰囲気のちがうこの場所で、私は落ち着いた表情であたりを見渡していた。

両側にある歩道にたくさんの人がいた。音がとても静かだったので、こんなにたくさんの人がいるのに気づかなかった。

だけど、誰も喋っていないし息をしているのだろう

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