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フリーライターが屋号とロゴをつくるまでのプロセス、まとめてみた

こんにちは、林春花です。
先日、リブランディングに関するnoteを出しました。

たくさんのスキありがとうございます。感無量です。
この記事では、文字数の関係もあり、実際のプロセスについては省略しました。実は出産前駆け込みの約2か月で超スピードで進めたリブランディング!まったくイメージができていない状態から、ゼロイチで生み出していただきました。プロのデザイナーさんの力に感動・・・!

あまりに感動したので、今回、リブランディングに至るまでの流れを語りたいと思います!

この記事だけでも分かるよう書くつもりですが、ぜひ先に、上記の記事に目を通していただけると嬉しいです。


リブランディングのきっかけ

直接のきっかけは、Canvaで自分に合うテンプレートがみつからなかったこと。
産後のビジネスに関する企画書を作ろうとしてCanvaを触るも、どのテンプレもしっくりこなくて。というのも私が構想している、B向けC向け両方に使えるようなデザインがなかったんです。

これは私専用のテンプレをつくってもらうしかない。せっかくだし、プロのデザイナーさんに依頼してみるのも悪くないかも。

そこで、Twitterでこのような募集を投げました。

ありがたいことに、デザイナーさんから数件のDMが。さっそく顔合わせをお願いしました。

セルフブランディングについて調べていくうちに、ただテンプレを作ってもらうよりも、ロゴや屋号を作ってからの方がいいのではと思うように。脳内で構想を深めていきました。

最高のデザイナーさんとの出会い

自分の思考をまとめるためにも、デザイナーさん用の説明資料を作成しました。これをもって、何人かのデザイナーさんと面談をしました。

とりあえず書き出してみると。やっぱりB向けとC向けを両立したいって無茶振りじゃね?どうなるんだろう?と感じる。まあ聞いてみるだけならタダだし、と面談に臨みました。

最終的にお願いすることに決めたのは、さおりさん

実は見積もり段階では一番高額でした(笑)。でも即決でした。

理由は、実績などいろいろありますが、何より大きかったのが、私のことをしっかり調べてくれたこと。私の過去のnoteを読んで、引用までしながら感想を伝えてくれて・・・!

私自身もフリーランスとして仕事をするにあたり、事前準備をして、相手のことをとことん調べることを大事にしています。さおりさんの姿勢には、シンパシーを感じました。セルフブランディングをお手伝いしてもらうにあたり、私のことを理解していただく必要があるはずです。その点、さおりさんなら安心してお話しできるし、理解しようと努めてくれるだろうという確信がありました。

というわけで即決で依頼!いよいよロゴ作成に乗り出しました!

屋号ブレインストーミング

と、ロゴ作成の前に。

まずは屋号の候補を出しておいた方がいいよね、と私の脳内会議がはじまりました。ぐうたら妊婦なので、基本はベッドに横になりながら、思いついた案をメモしていきました。

屋号の方向性って、すごく難しいんですよね。
大きく、

  • MVVをキャッチコピーとする屋号

  • 生業(私の場合はインタビューライティング)を伝える屋号

の2つの方向性があるかなと考えます。

この2つを軸に、連想するワードをとにかく書き出し、案を練っていきました。具体的には、
MVV:well working , better career
生業:ことばサポーター、人と組織の編集室、ライフキャリア編集室
などが別案としてありました。

ただどれもしっくりこなかったんですよね。B向けとC向けを両立させるワードではないなと。類語連想辞典を見ながら、どんな言葉がいいか脳内会議をしました。

最終的に決めたのは、「ヒキダス」。自分のバリューを言葉にする案です。MVVを書き出す中で、バリューに関するワードが出ていないことに気づき、連想辞典を片手にブレストしたところ、「これだ!!!」とひらめきました。インタビューライターらしさもあるし、企業向けにも一般消費者向けにも合う。私のスタンスが伝わる言葉。これしかない!と思いました。

念のため、今後HPを作成することも想定して、ドメインや商標も確認。ついでに験担ぎも考えて、画数診断もしました(笑)。特に問題無かったので、「ヒキダス」で決定。大体1週間くらい悩んだ気がします。


ロゴのイメージが湧かない件

さて、屋号を決めていよいよロゴ作成へ。

さおりさんから出されたヒアリングシートを埋めます。基本的には私が事前に提出していた内容とほぼ同じだったのですが、悩んだのがロゴのイメージ。どうしよう。全然思いつかない!好きなイメージはあるけれど、これが私のビジネスに合っているかが全然わからない!とりあえず、なんとなくこれっぽいかもというロゴを探してお送りしました。

そして、初回のミーティング。マインドマップを用いながら、ターゲットやロゴへの想いなど、とにかく深掘りして聞いていただきました。自分でもイメージできていなかったビジネスの全体像がくっきりしていく感覚。これがプロか・・・と感動でした。

そして不安のロゴに関しても、デザイナー目線で「このイメージが春花さんには合っている」と意見をくれて。あまりの頼もしさと安心感に、お任せします!!!!!と投げだしそうでしたが、自分のロゴなので我慢しました(笑)

01を生み出す力すごすぎ

そして約1週間後のミーティングで、ロゴ案を3つ見せてくださいました!特にカラーは決めず、イメージをイラストにしてくださったものです。



え、どれも素敵すぎる!!!!!!

私の言葉で、こんな素敵なロゴができるなんて。言葉から形を生み出すデザイナーさんってすごすぎる。

何より驚いたのが、「ダイヤ」の案を出してくれたこと。実はヒキダスの別案として、「原石を掘り起こす」をイメージした屋号も考えていたんです。私は何一つそんな言葉を言っていなかったのに、それをイラストとして提示してくれて。脱帽しかありませんでした。

ただ、発注者側の私があまりにも未熟すぎて。どれがいいかまったく決められず、お持ち帰りすることにしました。

いろいろ考えた結果、さおりさんからいただいた案をミックスして、ダイヤを手で包み込んで引き出しているようなイメージにできないかを依頼。依頼した段階では、自分でもまったく想像できていなかったのですが、最高のイラストが返ってきました。しっくりきすぎて、即決でしたね。

色で印象って変わるのね

次の回では、ロゴの色合いを決めました。ダイヤについては、「人にはいろんなカラーがある」という私なりの想いもあり、カラフルにしてほしいという要望を出しました。今後スライドなどに展開する上でも、カラーがいくつかある方が使いやすそうという思惑もありました。

でもね、カラフルっていってもたくさんあるんですよ。並べられた案たちをみて、頭を抱えました。色がちょっと変わるだけで、印象ってこんなに違うのね。

とはいえ、さおりさんからは色が与える印象についてレクチャーがあったので、「好き嫌い」以外の軸で選べました。悩んだのは、どのイメージをアピールしたいか。どの色味の意味合いも素敵だからこそ、悩ましかったですね。こちらもその場では結論が出ず、持ち帰りました。

最終的には、信頼感のブルーを大事にすることにしました。B向けの意味合いが強いですが、C向けであってもインタビューを生業とする以上、相手との信頼関係は不可欠。自分がビジネスで実現したい姿を考えた結果、ダイヤには以下の色を採用しました。

「ヒキダス」の文字部分もこだわってもらいました。ちょっぴり丸みがあるのがかわいい。字と字の間隔や太さによってイメージが変わるんだなあとただただ関心していました。こちらについては、ほとんどさおりさんのアドバイス通りで決めたように思います。

最高以外の言葉が出ない



というわけで出来上がったのがこちら。


何回見ても素敵すぎる・・・!このロゴを見るだけで、プロとしての根幹に立ち返れる気がします。本当に最高のロゴだ~~~~~!!!!

そしてロゴができたことで、先につけたはずの屋号への想いも輪郭がしっかりしてきたんですよね。前のnoteで書いている新ブランドへの想いは、半分はロゴ完成後、つまりダイヤのコンセプトを出していただいてからの後付けなんです。でも後付けした内容も、元々私になかった考えではなく、さおりさんにロゴ制作を通じて引き出してもらった潜在的な考え。プロの所業、すごすぎない?インタビューライターとして見習うところありまくりでした。


そしてさおりさんには、ロゴ完成後もスライド作成などでお世話になっています。
ちなみにnoteのキャッチに使っている画像も、さおりさんからいただいたテンプレをもとに作成。使いやすくて最高すぎる!!!

Special Thanks

産前に終わらせたい、B向けC向けも意識したいというむちゃぶり、かつデザイン知識の浅い私に寄り添って最高のデザインをしてくれたさおりさんには感謝しかありません。本当にありがとうございます!

頼まれてもいないのに、さおりさんのアピールしておきます!(笑)
これから自分のブランドを作りたい方、本当におすすめですよ~~~~~!!


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