ビジネスとスポーツの共通点②
ビジネスとスポーツについての共通点を考えてみました。
①結果の原因をおさえる
スポーツは勝負の世界です。
試合が終わった後の勝敗で気持ちも違うし、試合で自分が何点得点したのか、アシストしたのか、何点防御したのか、ファールをしたのか結果は当然気になります。
もっと重要なのは、勝敗の要因を押さえていることと、自分がうまくいった理由やうまくいかなかった原因を掴んでいること。
目先の勝敗や得点に一喜一憂するだけの人と、勝敗の原因を自分なりに考えて、次へ改善している人では、実力だけでなく戦略を考えられるようになるので、リーダーとしての能力を発揮していく差がつくと思います。
ビジネスでも同じです。
目先の数字に一喜一憂するのではなく、結果を引き起こすことになった原因を自分なりに考え、改善し実行していく経験は、ビジネスを拡張していく上で大切な基盤になります。
②目的を明確にする
このトレーニングは、なぜやっているのか。
行動する目的をおさえていると、いろんな事象に対して臨機応変に対応することができます。
ただやることだけ丸暗記して覚えている状態では、瞬時に対応できる力がないため、想定外のことがあると崩れてしまいます。
ビジネスでも、作業を作業としてこなすのか、なぜこの作業が必要なのか、この作業は何のためにやっているのか、という目的を明確にすると、作業ではなく仕事になります。
作業の先には人がいます。
いまやっている作業が何に繋がっているか理解しながら仕事をしていると、前進するコミュニケーションが出来たり、先回りした行動ができるため、相手が喜ぶ提案も出来ます。
そして、想定外のことが起きたとしても、柔軟に対応し、求めている成果物を手にしたり、良い結果をつくれることに繋がります。
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