今年こそはダイエットを成功させたい！健康診断を無事に乗り切りたい！という方にオススメ！ローソンの低糖質パン。ブランパンの＃マーケティングトレース。
おはようございます。
本日は私も３年前ぐらいから愛用しているローソンのブランパンの
マーケティングトレースです。
ちなみに私が一番好きな商品はこちらです。
ブランパンは2012年の発売以降、累計2億3000万個以上の販売数を誇るローソンの大ヒット商品！（2019年11月時点）
実はローソンは2013年に「マチの健康ステーション」を軸とした事業戦略を打ち出しています。健康志向の私としては、この事業戦略を知ってからはローソン大好きです！
こちらの書籍にもローソンの健康へのこだわりがはっきりと記載されています。私も以前読みました。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%BB%8A%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%8C%E3%80%8C%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%8F%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F-%E4%B8%8A%E9%98%AA-%E5%BE%B9-ebook/dp/B00YCG1LW4
健康志向、特保、健康食品、機能性表示食品、低糖質などなど健康というキーワードをコンセプトにした様々な商品が登場してくる中でブランパン市場がどう成長していくのかを考えます！
■ブランパンとはなんぞや？
ブランパンはその名の通りブランで作ったパン。
ブラン＝主に小麦の外皮。小麦粉として使われる小麦の粒の内部の「胚乳」と比べて食物繊維が多く、糖質が少ない。
このブランを使ってつくったパンは
糖質や脂質を低く抑えながらもタンパク質豊富でカロリー低め。そして食物繊維もたくさん摂れるのが特徴です！
店頭での発売当初は【糖質制限】というワードの認知が低かったので
【低カロリー】【食物繊維】訴求で売り出していたが振るわず・・
しかし、会社に、発売直後から「こういうパンを出してくれてありがとう」といったお客様からの感謝のメールが届いたそうです。
■３C分析
顧客：発売当初はダイエットしてる若い女性がターゲットだったと思いますが、人生100年時代などの時代背景から考えると、生活習慣病を気にする中高年男女市場も拡大していくと予想。
競合：もちろんコンビニではなくパンでもなく、健康食品（ダイエット系、生活習慣病対策系）などが競合になってくると思う。
例えば以下の様な商品
自社の強み（生活者にとってのメリット）：「健康」への取り組み「マチの健康ステーション」という事業戦略を継続することにより、高齢者の「コンビニ食＝悪」みたいな古い意識を払拭していき、むしろ大手スーパーよりも健康に特化したコンビニとして認識される。
■４P分析
商品：全部で14種類。詳細はこちらのサイトでレビューされています！
素晴らしいレビューです！
ちなみに最低糖質量はブランパンの2.2ｇ（1個あたり）
白ご飯（150g：茶碗1杯分）の糖質量約55g（角砂糖14個分）と言われているので、ものすごーく少ないですね。。
金額：100円〜230円ぐらいまで。もちろん通常のパンと比較してお高めですが、それを上回る提供価値がありますよね。
販売場所：ローソン店舗内ですがどの店舗に行っても棚の上部や目につく場所に置いてくれていますね。
販促：発売当初はテレビCMで告知をしていたらしいですが、今は店頭での告知や口コミそして新商品を常に投入し続けることで売上拡大に結びつけています。
■自分がCMOだったら！
アップセル、クロスセルの視点で考えてみます。
アップセル：主婦目線で、旦那の健康や子供の健康を考えて
家族で食べれるファミリーパック的な商品を販売して客単価の向上を狙う。
旦那さんの昼ご飯用にブランパンとサラダチキンのセットや
子供のおやつ用のブランパンなど。（複数個入り）
クロスセル：ブランパン以外にもサラダチキンなど低糖質シリーズが準備されていますので、セット割引など。
また、いくら低糖質のパン食べていても飲み物で糖質取り過ぎても意味ないので、ブランパンと一緒に飲んで欲しいオススメ低糖質ドリンクなどもセットで販売してくれるとありがたいですね。
ブランパンは価格よりも価値が絶対的に上回っている商品なので
価格戦略は気にせず、いかに生活者が楽しめる商品を出し続けるかに
特化していって欲しいと思います。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
twitterもよろしくお願いいたします。