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人間の生き方 チャップリン

 チャップリン(1889―1977)は、20世紀に数多くの喜劇映画を残した喜劇の王様である。

 俳優、監督、プロデューサーのすべてを自らこなして、常に次の作品が最高傑作になるようにと、生涯で81本の映画を制作した。
 また、言葉の壁を越えて、世界中の人々に感動してもらいたいと、演者が言葉を話さないサイレント映画を撮り続けた。

 チャップリンは非常に貧しい環境で育ち、成功してからも、赤狩りによって20年間もアメリカから追放されるなど、たびたび困難な状況下に置かれた。

 だが、チャップリンは常に、自分は幸せだと認識していた。理性を超えた世界と、大きな力の存在を確信して、それらと共に生きていくことは、無限に幸せになれるということだと考えていた。

 したがって、どんなときも、プラス思考で、「生きている」そのこと自体に幸せを感じていた。
「未来に必ず幸せがある」というのが、チャップリンの人生だった。

 チャップリン(1889年1977年)は、イギリス出身の映画俳優映画監督脚本家映画プロデューサー作曲家で、サイレント映画時代に名声を博したコメディアンである。

 人間の生き方について彼は語っている。
「下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ」

 さらに彼はこういう。
「死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ」


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