アラサーOLの過激な覚醒:バタイユと安吾の思想に溺れて



こんにちは、もはや普通のOLとは言えなくなったさくらです。
バタイユと安吾の思想にどっぷりと浸かった結果、私の人生は予想外の方向に突き進んでいます。

## 月曜日:オフィスでの裸の叫び

今日、会議室で重要なプレゼンがありました。
でも、いつもの資料を広げる代わりに…

「みなさん、私たちは何のために働いているんでしょうか?」

そう叫んで、ブラウスのボタンを外し始めたんです。

バタイユさんの「エロティシズム」。安吾さんの「堕落」。
それは、社会の仮面を剥ぎ取ることなのかもしれない。

上司は真っ青。同僚は唖然。
でも、不思議と心が軽くなりました。

## 火曜日:路上で即興詩の朗読

通勤電車を降りて、突然、駅前で大声で詩を朗読し始めました。

「我々は皆、偽りの中で生きている!
規則という檻に囚われた魂よ、目覚めよ!」

バタイユさんの「内的体験」は、こういうことだったのかも。
安吾さんも「そうだ、本当の自分を解き放て!」と言ってくれそう。

警察に声をかけられましたが、なぜか涙を流して聞いてくれました。

## 水曜日:上司との激論

今日、上司に呼び出されました。
案の定、クビを言い渡されそうに。

でも、私は諦めませんでした。
「でも部長、人生って何のためにあるんですか?
利益を追求するだけが、会社の存在意義なんでしょうか?」

バタイユさんの「有用性の否定」を全力で説明。
安吾さんの「人間らしく生きろ」という言葉も引用。

3時間の激論の末、なぜか部長が号泣。
「君の言うとおりだ…」

明日から、会社の方針を根本から見直すことになりました。

## 木曜日:路上生活者との哲学カフェ

会社をサボって、路上生活者の方々と哲学カフェを開きました。

テーマは「幸せとは何か」。
お金も地位もない彼らこそ、バタイユさんの言う「至高者」なのかもしれない。

彼らの言葉の一つ一つが、安吾さんの「堕落論」を体現しているよう。

夜が明けるまで語り合った後、私は彼らに深々と頭を下げました。
「本当の人間らしさを、教えていただき、ありがとうございます」

## 金曜日:全財産の寄付と裸踊り

今日、全財産を慈善団体に寄付しました。
そして、真っ裸で街を踊り歩きました。

バタイユさんの「蕩尽」。安吾さんの「人間を生きろ」。
全てを失うことで、本当の自由を得る。

警察に保護されましたが、不思議と優しく扱ってもらえました。
「あなたの目、輝いてますよ」と警官に言われて、少し照れました。

## 土曜日:愛の実験

今日は、見知らぬ人々に「愛してる」と伝えて回りました。

老若男女、国籍問わず。
バタイユさんの「融合」。安吾さんの「人間性の肯定」。

最初は怪訝な顔をする人も、最後には笑顔で「ありがとう」と。
中には一緒に泣いてくれる人も。

愛って、こんなにも簡単に与えられるものだったんですね。

## 日曜日:新たな人生の始まり

1ヶ月前の私からは想像もつかない日々を過ごしました。

バタイユさんの「エロティシズム」「至高性」「蕩尽」。
安吾さんの「堕落」「人間性の肯定」「自由」。

これらは単なる概念ではなく、生き方そのものだったんですね。

社会の枠組みを超え、人間らしさを取り戻す。
それは時に過激で、理解されづらいかもしれません。

でも、こんなにも心が軽く、世界が輝いて見えたことはありません。

明日からは、路上生活者の方々と新しいコミュニティを作る予定です。
そこで、本当の意味での「人間らしい生き方」を探求していきます。

さくらの「過激な覚醒日記」はこれにて終了。
新たな人生の幕開けです。

バタイユさん、安吾さん、ありがとう。
そして、さようなら。
もう哲学書は必要ありません。
私自身が、生きた哲学になりますから。


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