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スタバで見かけた女の子に「似合う」の答えの断片をもらった

パーソナルカラー・骨格診断を受け、「似合う」ということについて色々考えはじめましたが、いまだにその答えは出ずにいます。

というのも、この間のパーティードレスの話で書いたように、自分では思わぬものが似合ったことによって、骨格診断だけではしっくり来なくなっていた私は、また別の診断に手を出そうと考えたり、あーでもないこーでもないと思い悩んでいました。

そんな中、スタバで見かけた女の子を見たときに、「似合う」の答えが少しだけわかった気がしました。

ちなみに、私はパーソナルカラー・骨格は診断済みですが、まだまだ素人だということを念頭に、参考程度に読んでいただければ幸いです。


スタバで見かけたおしゃれな女の子

先日スタバで、おしゃれだなあと思う女の子を見かけました。

その子はパッと見、首の短さと足の肉付きから骨格ストレートっぽく見えたのですが、ドロップショルダーでオーバーサイズのネルチェックシャツを着ていました。

ネルシャツ、オーバーサイズ、ドロップショルダー。すべて骨格ストレートにおいてはNGとされているものでしたが、「似合ってる」と感じたのです。

(少し遠目だったので、実はナチュラルだったっていうオチもあるかもしれませんが、今回はストレートという仮定で話を進めさせてください)

何故似合うんだろう?と考えたときに、その子から受ける印象は「可愛い」だということに気づきました。丸顔・童顔・低身長で、「キュート」といった言葉がしっくり来る感じでした。

顔の雰囲気から受ける印象で、ここまで似合わせることができるのかと、すごく驚きつつ、似合っているポイントをこっそり観察していました。

まず骨格理論から。

オーバーサイズのネルシャツは、前はボタンを一番下以外あけてVラインを作っている。インナーはタートルネックでした。
また、着丈は短くおへその辺りで、ボトムスはスキニーなので、腰位置がちゃんとわかり、上半身行方不明になってない。

あとはオーバーサイズが昨今のトレンドだからおしゃれに見えたというのも大きいと思います。

骨格ストレートにおける「ぴったりサイズは肉を拾うからNG」「カジュアルな服はだらしなく見えるからNG」といったセオリーですが、
この子の場合は顔立ちが可愛らしいので、

・ダボっとした服、ネル生地→子供っぽくてかわいい
・肉付きのいい足→健康的、元気

といったイメージに繋がり、許容範囲に収まっているという印象でした。

あと、ヘアメイクはばっちりしていました。赤のネルシャツに赤リップ。

頭のてっぺんから爪先まで「可愛い」「カジュアル」といった雰囲気で統一されていて、顔のイメージと高いレベルで調和していて「似合う」という言葉がしっくり来た感じでした。

この人を見て一番感じたのは、顔立ちのイメージが全体の洗練度に及ぼす影響というのは大きいんだなと感じました。

ただこれは、すべての人が顔立ちで決まるという話ではなく、おそらく、何がその人のイメージを左右するかは人によると思います。身長が高ければ、あるいは極端に太っていれば、そちらのイメージに引っ張られる場合もあるみたいですし。

骨格診断のシンプルな答え

この(一方的な)出会いのおかげで、私の中で「骨格診断」という理論が何なのかというのが非常にシンプルに腑に落ちました。

あれって、結局のところ「着痩せ(スタイルアップ)」にフォーカスした理論なのかなと。

私のドレスの例でも、似合っていたポイントは「着痩せ」が肝だった。
スタバの子の場合も、事故ってない理由を上げていくと「着痩せ」だった。

つまり、体格に着目した時にそれぞれの長所を活かし、短所を隠すにはどこを気をつければいいか?というのが骨格理論の肝なんじゃないかなと。

ストレートはジャケット、ウェーブはひらひらした服、ナチュラルはカジュアル…というよくある説明も、それぞれがわかりやすいたとえとして用いられているだけであって。

で、人間は骨格だけじゃないので、人によって骨格診断だけでも似合うの答えにたどり着ける人もいれば、顔立ちと骨格のイメージが違うから彷徨う人もいる。

特定のアイテムやファッション系統だけでそれぞれの特徴を覚えてしまうと罠にハマりやすいのかなと。だからそれさえカバーできていれば「何を着てもいい」ってことなんだと思います。

「何を着てもいい」「好きなものを着てもいい」の罠

ただ「何着てもいい」っていわれても「それが難しいんだよ!!!」ってなりますよね。
同じく似たようなニュアンスで語られる「好きなものを着てもいい」「楽しめばいい」という言葉も、なかなか実践が難しいです。

たとえば私みたいなファッション偏差値低い人間は、まず好きな服がわからなかったり、もしくは好きなものを着て盛大に事故ったから、悩んでるって人も多いと思う。
そういう人間に「好きなものを着て楽しめ」っていうのはなかなかに重い言葉だなあと思います。実際重い。

ちょっと前までは私も言葉通りの意味に受け取って「楽しめねえから困ってんだよ!」とファイティングポーズ取ってたんですが、最近は違う、そうじゃないんだと気づきました。

要はあれは「診断にとらわれるな」ってことなんだなと。

「診断にとらわれない」ってどういうことかというと、その理論が万能だと盲信したり、表面的なセオリーやアナリストさんの言葉を鵜呑みにして従うってことではなくて、「診断結果を噛み砕いて、飲み込む」ってことなんだと思います。

実際、私は骨格ストレートだからカジュアルはダメなんだ…とか、可愛いパジャマも似合わないから着ちゃいけないとか、そういう呪いみたいに自分を縛っていました。

家で着るパジャマすら、骨格理論から外れないように選ぶとかどんだけだよ。ファッションはTPOだよ。家でくらい何着たっていいじゃないか。

…白状するとジェラピケのもこもことか、本当はめっちゃ着てみたいです。骨格理論的にもこもこは似合わないとは思うんだけど。

後日着てきました

「おしゃれになりたかったら美容院行け」はある意味では真理

少し骨格診断とは違う話ですが、似合うということにおいて考えていた時にこの言葉を思い出しました。
これも、脱モサしようとすると嫌という程目にする言葉ですが、おしゃれ難民には重い言葉です。

髪といえば近所の散髪屋しか行ったことなくて、おしゃれな人に会うだけで動悸がするレベルのコミュ障オタクだっているんですよ!!!かつての私だよ!!!!

いきなり上から美容院行けとかいわれてもハードルが高かったし怖いしアーアー聞こえなーいって耳塞いでました。

ですが、PC骨格受けて、イメコン界隈をうろうろしたりするうちにこの言葉の真意に気づきました。

あれって要は「髪とメイクを気をつけろ」ってことなんだなと。

さっきのスタバの子にも当てはまるんですが、やっぱヘアメイクをばっちりしてたんですよ。ここでいうバッチリとは、しっかりメイクってやつではなく、服にあったヘアメイクって意味です。

カジュアルで可愛い雰囲気を持っていたわけですが、明るい髪色とアップの髪型、シャツの色と合わせた赤リップで元気な印象でした。

「似合わせ」においてたとえばこの写真。
全身じゃなくて申し訳ないんですが…。

よく骨格ストレートと言われている石原さとみさんですが、この写真、カジュアルなリブの襟でおまけに丸首という、ストレート事故りがちアイテムですが、それを底上げするためにヘアとメイクはばっちりめにしてバランスとってます。

この辺、どこまで盛るか、あるいはカジュアルの場合は服に合わせてメイク引き算したほうがいいのか、とか本当に人によるので、結局自分はどのレベルが似合うか正しく把握するのが大事なんですけどね。
それは追い追い把握していきたい。

ということで、コーデ全体の完成度を上げる(似合わせる)ために、「髪とメイクを適切に仕上げることが大事だよ」ってことに帰結するんだと思います。
だから結局「知識がないならとりあえず美容院に行ってプロにそこを綺麗にしてもらえorアドバイスもらえ」ってことなんだなと。

それにしても、「美容院行け」は言葉足りなさすぎません?????

実際、闇雲に美容院行って「おしゃれにしてください」ってふわっとした注文してもお洒落になれるかどうかは五分五分だとも思います。

なんでも似合う素地を持った可愛い子がカリスマみたいな人にしてもらえたら、少女漫画みたいに「えっ、鏡の中の私…誰???」みたいになることもあるかもしれませんが、今のトレンドでは逆にモサくなる顔タイプ・骨格タイプの子が、今のトレンドの髪型にするのがめっちゃ得意な美容師とマッチングしたらもう最悪の結果ですよ。この世の終わり。

(この場合は「似合わせカット」が得意ですみたいな人にお願いするのがいいんじゃないかなと思います。ふわっとしてるけど)

どうでもいいけど世の中情報断片的すぎない?おしゃれになろうと思ってこの言葉の真意に気づくまで、10年以上かかったんだけど。私が行動力ないせいですか、そうですか。

あ、えらそうなこと言ってるけど、私も理解したってだけで実践はこれからです!!!30手前になって初めて口紅買ったくらいのペーペーです!!

でも、なんか迷いの森抜けた感があって共有したくてまとめました。

世の中ファッション迷子が少しでも減りますように。
外見取り繕う技術をオタクが身につけて生きやすくなりますように。

とりあえず次は顔イメージ診断受けたいな…。
(イメコン沼は終わらない)

セオリーを噛み砕いて飲み込んだ話


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