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実践! メタ広告・クラウドファンディングを駆使してヒット商品を生み出してみる 001 「新製品の発想は埼玉・酷暑・15分」


現在開発中の製品をどのように製品化・プロモーションを行うかをご紹介するドキュメンタリー

こんにちは
テクノゲートウェイ株式会社 早川です。
当社は、クラウドファンディングのMakuakeで応援累積5000万円以上を調達しています。
これまでは、当社で開発した製品のプロジェクトを中心に行ってきましたが、クラウドファンディングの実施に関する膨大な知見を皆様のお役に立てればと思い、これからnoteに投稿していきたいと思います。

大学で応用化学を専攻し、大手計測器メーカーに就職から20年以上ずっとB to B の世界で製品開発や海外展開などを行ってきました。

当社も起業した当初は B to B、日本の高機能性接着剤をタイランドのハーディディスクメーカーに輸出販売を行ってきましたが、HDDが、生産数量の減少や設計のダウンサイジングで、接着剤の使用量が激減し、タイランドのジョイントベンチャーをタイ人のパートナーに売却、6年前から、地元木更津で、一番やりたいものづくりを始めました。

これまでB to Bしか経験がなかったので、自分で開発した製品を直接消費者に届けるにはどうすれば良いか?

そこで当時話題になりつつあった クラウドファンディングに挑戦することを思いつきチャレンジしてきました。

あれから6年間でMakuakeだけで25回プロジェクトを実施。多くの失敗と少しの成功というかけがえのない知見を得ることができました。

そこで今までのプロジェクトをご紹介するよりも、今まさに、開発している製品をどのように、企画し製品化を実現するかをこれからご紹介したいと思います。


埼玉で酷暑中パソコンの入った重い荷物を15分担いで歩いた

埼玉で酷暑の中パソコンの入った重い荷物を15分歩いた

2023年8月。顧客訪問のため埼玉県を訪れました。
電車に揺られながら考え事をして、目的の駅に到着、何気なく開いた扉から一歩外に出た瞬間、呼吸が止まるかと思う暑い空気。
すぐさま、現在地の気温をスマホで確認すると
39℃
明らかに、当社のあるマイルド気候の房総半島とは異なる厳しさ。
そこから、15分ほど住宅地を抜ける複雑なルートをスマホのマップを眺めながら目的地をめざしました。

8年ほど使用している当時の相棒 i phone 6S plus が気温・直射日光・MAPの負荷で、自動販売機から出てきた熱い缶コーヒーのように、触るのが困難になってくる中、背中にはリュックタイプのバッグ。
パソコンや飲み物等で5Kgはあります。10分程過ぎた頃から、背中に熱がこもり、肩にストラップが食い込んできます。

もう嫌だ。パソコンを入れても肩や背中に負担がかからないバッグが欲しい

これが今回の新製品 「肩に負担が掛からないビジネスバッグ」の開発の始まりです。

これまで、新製品を開発しクラウドファンディングを実施してきた中で、ある傾向が見られました。

それは

その製品が 心を揺さぶることができるか?

「あゝなんて快適なんだろう」「あゝこれで苦痛から解放される」「あゝなんて可愛い 心が温まる」「あゝなんて便利なんだろう」等

その製品を使うことで、お客様が心が揺さぶられる振幅が、その製品が失敗しない さらにはヒット商品になる成否の鍵を握ると考えています。

特に小規模の会社やプロジェクトの場合、生活消費の新製品を開発するのは、規模で大企業に勝てる可能性がかなり低いです。

そのため、心の振幅を最大化する商品やサービスを目指して開発する必要があります。

最近はこの傾向が顕著です。

景気が悪く、ものあまりの時に、中途半端な製品は、失敗する可能性が高いです。

「肩に負担が掛からないビジネスバッグ」は少なくとも私にとって心を非常に揺さぶられる製品と考えます。

心を揺さぶる製品・サービスは、重要ですぐに欲しいものか?

心を揺さぶる製品・サービスは、重要ですぐに欲しいものか?

新製品開発は、シーズを実用化する際に、その開発コンセプトが「すぐに必要で重要」な用途に応用できるかをまず考えます。
「すぐに必要で重要」な新製品は、単価を高く設定でき、すぐに購入につながるからです。
もっというと、定期的に交換や購入が伴うなら理想的です。

開発優先順位

  1. すぐに必要で重要

  2. いつでも良いが重要

  3. すぐに必要だが重要でない

  4. いつでも良いし重要でもない

今回の当社新製品「肩に負担が掛からないビジネスバッグ」は、1番のすぐに必要で重要に分類される可能性が高いです。

次回は…

マーケティング思考 デザイン思考 アート思考



です。

これから開発する新製品について、次回以降の記事制作の励みになりますので、

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