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ジョニーウォーカー考2.

詳細な『海辺のカフカ』の考察でなく、その世界を村上春樹氏に顕在化させたジョニーウォーカー霊と舞台となった香川県、四国の混ざり具合をchatなんとかでなく、chotいい加減で言語化する。一種の象徴神となったジョニーウォーカー霊は何百年もの時と彼をくぐらせた何億もの人間達の心を味わった結果、強大な異次元精霊、超自然そのものとなった。彼は若い頃からの無自覚シャーマンであった村上春樹氏に憑依し、ある日絶妙なタイミングでヤクルト球場でくつろぐ氏に霊感を与えた。ゆえに氏の作品は文明や民族を超えて、ジョニーウォーカーが象徴する、世界の人々を魅了した。そして自らが登場する『海辺のカフカ』において、村上春樹氏に四国、香川県を選ばせた。日本という文化圏において、ジョニーウォーカー霊は『海辺のカフカ』を媒体として四国の地霊(ゲニウスロキ)に溶け込んだのだ。
四国と言えば、
🐊金比羅山、クンビーラ、鰐の神。
🙏弘法大師空海。同行二人お遍路さん。
🕯️いざなぎ流。
🦝阿波の八百八狸。
⚡崇徳上皇。
🐶犬神
🕎イスラエル大使も訪れた剣山地伝説。
など。ジョニーウォーカー霊は誕生以来、欧米人の霊肉、文化、超自然、時代霊を吸収しつつ人工の神となり、今や全地球上の人類に飲まれつつ、全人類の心を呑んでいるのだ。彼は人類意識の仲介者として人間の創り出す象徴エネルギーを統合しつつあるのかもしれない。例えば伏見稲荷大社への中国人参拝者は非常に多く、桜井識子さんの著書によれば、多くの信仰心は神仏眷属のエネルギーとなり加護の力を高め拡大するとのことだ。民族には関係なく超自然の存在は人間と交流してゆく。天使関係の本で読んだが、世界的な観光の増大に伴い、稲荷眷属が海外について行き、キリスト教圏からは天使存在が日本にも現れているらしい。ジョニーウォーカー霊は『海辺のカフカ』の世界中の読者を通路として四国の地霊精霊を欧米人の深層意識に巻き込み、また世界の民族霊、時代霊を日本人の文化的無意識に流入させている。

ジョニーウォーカー霊VS太夫


龍神とジョニーウォーカー
どうやら村上春樹氏最新作『街とその不確かな壁』が4月13日発売のようだ。装丁もなかなかのようだ。新潮社。



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