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荒地のエンジン35. “災害食と自衛隊とのマッチングに巨大な可能性?”

農水省災害食勉強会を3回させて頂き、内閣府“ノアの箱船”勉強会を終えて、次の仕込みの時期にいる。タイミング的に次はGW明けに災害食勉強会第4回となる。新しいメンバーとしていよいよ23区区役所防災担当、産地サイド市町村にアプローチするが、そろそろ具体的な絵のデッサンを同時進行しなければならない。すでに前回参加のマンション管理団体理事と特殊自販機社長が個別打合せに入っている。神奈川県のマンション組合に試験的に災害食自販機の設置検討が始まった。さらに次回はスーパーマーケット団体事務局長が参加する。私は自販機社長の、災害食をスーパーマーケット団体関連の産地、加工企業から供給してもらうというアイデアを事務局長に伝えたが、ある程度の規模の食品メーカーのほうが良いのではと示唆された。本来の農水省産地向け助成金対象の農畜水産業界よりも先に食品加工業界からということだ。そこで勉強会常連の世界的オーガニック農畜水産資材メーカー3社にポンチ絵をメールしてユーザーの紹介を依頼した。またですか、と彼らは言わない。早速西日本から資本金数十億円のマルハ系の農畜水産加工大手企業の商品開発部長チームと、四国のブランド畜産企業社長に話を通してくれた。70%が災害食イメージ、30%がグルメの感覚で、区役所、スーパーマーケット、マンション組合向けの、リスクのない、オンデマンド・契約供給モデルをブレストする勉強会となる。さらに前回参加していただいた農福連携指導者のH教授からも福祉施設生産加工場をお連れ頂く。内閣府勉強会に参加いただいた防衛省災害救助復興幹部OBのN氏に参加頂くことで災害食と自衛隊つまり農水省と防衛省とをつなげられるかもしれない。実は数年前に毎年約一万人弱発生する自衛隊退官者を新規就農者化するモデルを実現する為に動いたことがあったが実らなかった。しかし今回は防衛省情報部門と災害対策部門の幹部OBとの連携があれば前回よりもかなり深いマッチングができるのではないか。■⚡何かそこに非常に大きな可能性を感じる。そんなところか。次はあわよくば、戦闘的出版社を参加させたいと思う。


■画像は丸善ジュンク堂書店梅田店内ポスターより。

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