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#73. 「外見より中身!」は英語で何という? 《レッドツエッペリンの歌》


こんにちは!
洋楽と英語が楽しめる洋楽英語へようこそ!

(この記事の音声版の3分洋楽英語もあります。)

英語のことわざ

さて、「光るものすべてが金とは限らない。」ということわざがあります。


これは「外見に惑わされるな」とか「外見より中身で判断すべき」という意味です。

ではこのことわざを英語では何というでしょう?

ということで、今回は「外見より中身」とその逆の「中身より外見」という英語と僕が感じたことを話します。


《まずはことわざ、いってみましょう!》 

All that glitters is not gold.

《意味です》

「光るものすべてが金とは限らない。」
「外見より中身が大切」


《解説です》

All that glitters =光るものすべてが  

( glitters は光る、輝く)

is not gold. =金ではない。


レッドツエッペリンの歌詞では?


これがレッドツエッペリンの歌、Stairway To Heaven天国への階段
の歌詞ではちょっと違います。

*ちなみにレッドツエッペリンはウォールストリートジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」で第2位です。1位はビートルズ。

《さあ歌詞です》

There is a lady who is sure all that glitters is gold


(意味)
光るものすべてが金だと信じている女性がいる。


《解説です》

There is a lady =女性がいる

who is sure =信じている

all that glitters =光るものすべてが

is gold =金であると


さあ、本来のことわざとの違いはなんでしょう?


はい、そうです!

All that glitters is not gold. が

All that glitters is gold.

「金じゃない」が「金だ」

「外見より中身」が「中身より外見」になりました。

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どちらかを選ばないといけない?


うーん、外見か中身かどっち取るか、どっちが大切か?の話ですが。


ちょっと極端な車選びの例をあげれば、

◯ へこみだらけでフロントガラスもないが、性能の良いエンジンの車。
◯ もう一台は、外見は綺麗でかっこいいがエンジンはガタガタの車。

さあ、どっちを買う?

「あの〜、外見も中身も良いほうがいいんじゃないでしょうか?」

完璧でなくても構いませんが、両方いいのがベストだと思います。

今はそういう時代になりつつあります。


時代別に説明するとこんな感じでしょうか。

◆ 昭和:「外見」も「中身」も望みません。              欲しがりません、勝つまでは! (←戦時中の話です)
◆ 平成:「外見」か「中身」どちらかひとつお選びください。
◆ 令和:「外見と中身」、両方ともどうぞ!


新しい時代を感じます!


そんな時代の流れを感じさせてくれるのが、今メジャーリーグで活躍するエンジェルスの大谷選手です。

「投手か、打者か、どっち?」

「いやいや、両方でしょう!」

2021年の6月現在、打ってはメジャーリーグのホームランキング争いをし、投げては3勝している。盗塁10個で足は速い。見た目もさわやか。おまけに性格もいい!

「いいじゃないですか!」


ということで、今日は

All that glitters is not gold.

All that glitters is gold. 

をやりました。

ちなみ僕だったら、

All that makes me happy is gold. 

 「自分を幸せにしてくれるのが金である。」

自分の基準でいいなと思うのが一番だと思っています。


最後まで読んでくださってありがとうございます!それではまた!

この記事の音声版はこちらです。
よろしければどうぞ!

Thank you for reading! Have a good one!

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