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組織の中で「自分にしかできないこと」がある人より重要な、本当に価値が高い人【ひとり議事録 vol.10】

組織の中で価値が高い(と評価される)人ってどういう人なんだろうと考えることがあって、そこでまずはそもそも組織の中での「価値」ってなんだ?と考えたのです。


これ!と一言では言えないと思うんですけど、少なくともそのうちの一つは「替えの利かなさ」ではないかなと思うのです。

言い換えると、その組織の中で「自分にしかできないこと」を持っている人。この人がいなくなると困ると思われる人の価値は高いはず。


ただ、それよりもさらにもう1歩進んだ、組織の中で”すごく価値が高い人”というのが存在するんじゃないかと考えています。

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「自分にしかできないこと」がある人


この人の価値はわかりやすいです。その人がいなくなると、残されたメンバーはすぐに困ってしまうし、組織のパフォーマンスが落ちます。

その人の仕事が誰よりもはやいとか、誰よりも数値的な成果を残しているといった「優秀さ」ももちろんですが、

他の人にない発想を生み出せたり、問題に対する新しい解決策を編み出せたり、その人だけがもつ特別なスキルを組織のために使えたり。

もしかすると一見仕事をしてなさそうでも、その人がいるだけで組織の中の人間関係やコミュニケーション、雰囲気が良くなっているということがあればそれも「価値」と言えそう。


その替えの利かなさは、その人がもつスキルやノウハウ、知識、情報、人脈、センスといったいろいろなもので作られていて、それらを磨く努力のた賜物と言えます。そういった「自分にしかできない」、他の人がまねできない方法で仕事を進められる人というのは、周囲から頼られるし、組織に不可欠だと評価される、「価値が高い人」だと思うのです。


そういえば以前、為末大さんが魅力がある人と役に立つ人というテーマでnoteを書いていたので紹介しておきます。

ちょっとこのnoteの趣旨とはズレるかもしれないけど、組織の中で「魅力がある人」も替えが利かないものだと思います。


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