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八と伍(Co-livingはちとごという名前の由来)

昨年11月から、大学のすぐ近くにある一軒家を借りて住み開きをしながら暮らしています。

▼お家のことを書きました。暮らしの様子が見えるかも。



時々、「どうして”はちとご”っていうんですか」「名前の由来って何なんですか」と聞かれることがあるのでこの機会に書いておきますね。

▲このポストからの引用です。


“はちとご“は、実は“八と伍”。

」は、

末広がりの八。

間口が外に開いていて、関わってくれる人の可能性が無限大に広がっていくようにと思い、この家のことを考え始めた最初から、名前に入れたいと思っていました。

「家」という概念の拡張、
「家族」の拡張、
ひょっとしたら、「大学」の拡張も

住み開きをして、みんなのリビングを作りたい僕らにとって、
「八」は似合っていくような気がしました。


」は、

訓読みで「くみ」、名前として「あつむ」とも。

もともと5人組を一組とした単位に使われて、「仲間」という意味にもなります。

これも、このお家で起きて欲しいことにつながると思いました。

この家での暮らしが、誰かと誰かが集まる場を作ったり、「仲間」を作ったりすれば嬉しい。

付け加えておくと、「住人たちで仲間になろうね」という意味とは少し違います。

関わってくれる人がこの場を通して、それぞれに仲間を見つけられるといいな。
そんなふうに思っています。

僕らが暮らすのは、住み開きをしているお家「Co-Living はちとご」です。

一緒に暮らしをつくる仲間が、増えていくと嬉しいです。

誰かの能動性が発揮されて、「やりたいこと」「やってみたいこと」が表現されたり、形になっていったりする瞬間を見るのが好きです。そういう場面に出会えるとわくわくします。

(僕がいまサッカーコーチという仕事をしているのもその瞬間があるからかもしれません。)


誰かに「こういうことやってみたくて、、、」と相談されたら、力になりたいし、人を紹介したり場所を紹介したりしたい。

でも、「やりたいこと」っていうと人によっては大それたことに思えてしまって言えないこともあるみたいというのは、ここ最近感じるところです。

例えば「お菓子の家を作ってみたいんです」「好きな漫画を語る会がやりたいんです!」という相談(実際にあった)には、

いっそのこと「一緒にやろうよ!」とか「うち使いなよ!」とか言いたいな、そういう小さい「やりたい」ほど、ちゃんと拾える場をいつか持ちたいなと、この家が始まる前から漠然と思ってました。

そしたら、タイミングと縁があって住み開きという形で場を持つことになりました。
(実は地域課題に関わるみたいな大義はほとんどなく、始まりはただの縁と運です。)


ちょっとした手助けとか補助線のようなものがあるだけで、能動性を発揮できる友だちが周りにいるはずで、

家を開くことで彼ら彼女らの可能性が広がり、自分で動き出した人にはきっといつか仲間が増えていきます。

この家に関わるひとりひとりにそうやって仲間ができて、水辺でいくつかの波紋ができ、それがいずれ他の波紋と交わるような水面のイメージがあります。

ここに住む人や足を運んでくれる人たちにとって、そういうきっかけがあったりベースとなったらする場所であれば嬉しいなと「八と伍」の意味を込めました。

「やりたいこと」「やってみたいこと」があれば、ぜひうちへ。

(もし興味を持ってくれた方がいれば、InstagramFacebookからご連絡くださいね。)

・・・

おまけ

”Co-living”についてはこんな感じ。

はちとごの名前についている「コリビング(co-living)。

調べるといろいろ出てきますが、

つまるところ大事なのは「共に(co-)」「過ごすこと(living)」。

コワーキングという言葉がここには少しハマらなくて、何かいい言葉はないだろうかと思いました。

仕事ばっかりするわけでもないしなあ、遊んだり、食べたり、お話ししたりする場だといいなあ。

ああ、そうか。ここで僕らは「暮らしたい」んだった。

毎日の中で、ここで過ごす時間を味わいたいんだった。

どんな形でも良いのです。

1人でも、2人でも、大勢でも。
誰かがいることを期待して覗きにきても。

仕事や勉強をしてもいい
読書をしてもいい
ご飯やお茶をしてもいい
縁側でぼーっとしても
畑をいじっても
軽いお喋りがいつの間にか深い対話になっちゃったりしてもいい
いい時間になったら一緒にご飯を作るのもいいね。

同じ空間にいる人に関わってもいいし、関わらなくてもいい
ただ、お互いの存在をなんとなく認識しながらその場で過ごすことを楽しんで、味わってくれればいいなあと思っています。

ここは、ちびっこからおじいちゃんおばあちゃんまで、大学生でも中高生でも、パパやままでも重い思いに過ごせる、「みんなのリビング」になれば嬉しいなあ。

そんな話をふじのさきさん @saki.fujino.artwork にしたらイラストにしてくれました。

▼このマガジン、ちょっと頑張って更新していこうと思います。


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