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過程を愛おしく思える人と

「新しい暮らしの始まりだから、不便なことや納得いかないことは色々と出るだろうけど、その都度話し合ったりルールを作ったりして、一緒に暮らしをつくれれば嬉しいです」

2か月前に始まった一軒家での共同生活。今いる住人とはそれぞれ入居の相談の時にそんな話をした。

”過程”はずっと続いていて、それを愛おしく思える人たちだから一緒に暮らせているように思っている。


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今年の10月の末から、「住み開き」をするシェアハウスを始めた。

住人は今のところ自分の他に、大学生の男の子と女の子が1人ずつ、それから2拠点生活をしながら水戸では間借りカフェの経営をしているお姉さんの4人。加えて、住みはしないけど関わりたいと言ってくれた(ほぼ社会人みたいな)大学生と理学療法士兼調理師の資格はあるのに現状無職な地域活動マンといった顔ぶれ。

ありがたいことに、というよりむしろ自然な流れとして、全員が「住み開き」には一定の理解をしてくれている。

住み開き(すみびらき)とは、住居や個人事務所といったプライベートな空間を、本来の用途や機能を保ちながら、一部を限定的に開放することによって、セミパブリック化させる活動運動、そのような使われ方をする拠点のこと。(中略)2009年頃、「日常編集家」のアサダワタルによって提唱された。2012年1月には関連書籍も出版された。

Wikipedia:「住み開き」より

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