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『スポーツ弱者でも活躍できる!』ゆるスポーツの魅力に出会った話

ゆるすぽ


突然ですが、

「ハンぎょボール」って知ってますか。

知ってる人も知らない人もとりあえずこれを見てみましょう。
(音がなくても大丈夫。きっと。)


僕はこれを、少し前にFacebookで見たんですよね。

「めっちゃ面白いし、みんな笑ってるなあ!素敵だなあ!」
「こういうのやってみたいなあ!へえ、ゆるスポーツっていうんだ!



そして先日ご縁があり、

ゆるスポーツを体験してきました。


今回体験したのは、「激しく扱うと泣いてしまう赤ちゃんみたいなボール」を使ったバスケットボール、その名も

ベビーバスケ

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もしもボールが赤ちゃんだったら・・・。

「ベビーバスケ」は、激しく動かすと大声で泣き出してしまう特殊なボールを使ったバスケットボール。
叩いたり、勢い良く投げたりするのはNG。
もちろんドリブルなんてできません。
泣かせないように、そっとパスして、そっとキャッチ。
プレイヤーの母性が試される、世界一ゆるいバスケットボールです。
(画像・紹介文:世界ゆるスポーツ協会HPより)

ボールをまるで赤ちゃんのように優しく扱って、ゴールを目指します。

ベビーが泣いてしまったら、しっかりあやして相手ボールに。

激しさがなくゆったり進むこのスポーツは、運動能力に関係なくゆるーく展開されるのです!運動が苦手でも安心!


実際にやってみた

駅前の広場でやってみました。

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優しくボールをパスして、膝をやわらかく使って衝撃を吸収します。

それでも泣いてしまうボール、いやベビー。
(ちなみに手渡しは「ダイレクトベビー」という反則です。投げなきゃダメ。)

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泣いてしまったら泣き止むまであやします。赤ちゃんですから。
全力で母性を発揮してください。


得点のために奪い合われるベビー、その衝撃でまた泣くベビー、あやす僕らはすなわちマザー。

イメージがつかない方は以下の動画から感じ取ってください。
(これは音声あった方がいいかも)


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めっちゃ笑いました。

スポーツやってて「こんなにゲラゲラ笑うこと」があるのかと思うほど、笑いました。みんな笑ってました。すごい。


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・・・


この日、このベビーバスケを紹介してくれたのが「世界ゆるスポーツ協会」の澤田さんです。

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(世界ゆるスポーツ協会 公式HPより)

世界ゆるスポーツ協会は、

年齢・性別・運動神経に関わらず、誰もが楽しめる「ゆるスポーツ」を創るスポーツクリエイター集団。

足が遅くても、背が低くても、障がいがあっても、誰もが一緒に楽しめるスポーツを作っているのです。


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▲澤田さん

子供のころからスポーツはあんまり得意じゃなかったという澤田さん。

世の中にはそんな『スポーツ弱者』が自分のほかにも大勢いることを知り、「そういう人たちが一緒に楽しめたり、むしろ活躍できるスポーツを作ってしまえばいいんじゃないか」と始めたゆるスポーツ創り。

澤田さんが、ゆるスポーツを創るポイントを教えてくれました。

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①スポーツ弱者でも活躍できる。

運動できる人ばかりが活躍できるスポーツでは楽しめない人がいる。そんなスポーツ弱者にもスポットライトがあたるルールをつくったら、みんなが一緒に楽しめるスポーツになります。



②勝ったら嬉しい。負けても楽しい。

意外と大事なのが、「勝ったら嬉しい」というところ。だからしっかりルールは作りこんで、審判も一生懸命神経にやります。そのあたりをないがしろにしないのがポイント。



③笑顔<笑い

「スポーツ嫌いな人は手ごわいですから。ちょっと笑顔になれるくらいじゃ一緒にやってくれません。笑いが巻き起こるのが大事です。」と澤田さん。

これすごく大事だと思いました。

ほんとに僕らベビーバスケで大爆笑してたんですね。
やった人はみんなあのスポーツをもう一回やりたくなるんじゃないかな。

上の動画を見てもらえればわかると思うんですけど、ルールから設定までほんとに世界観が作りこまれてて夢中になれるんです。

ハンぎょボールでは脇に挟む魚のぬいぐるみが出世していくし、反則したら「冷蔵庫」行きです。

ベビーバスケでは公式ウェアはエプロンで「レッドマザー」と「ブルーマザー」で対戦するし、反則も「子煩悩」「過保護」「アンマザーシップファウル(半母性的行為)」とか、

真面目にふざけ倒しているのがとっても大事なんだなあと。

この日も、澤田さんが熱量たっぷりに審判をしてくれたおかげで楽しくベビーバスケをプレーできました!



④生まれてきたミッションがある

氷見市のPRでもあった「ハンぎょボール」、激しい運動についていけない人も楽しくプレーできる「ベビーバスケ」のほかにも例えば、

「トントントントン」という声で土俵を振動させて戦う「トントンボイス相撲」は、高齢者の方が楽しく喉のリハビリをできます。

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実はほふく前進が得意な車いすの方が大活躍できるスポーツとして生み出された、「IMOMUSHI RUGBY」

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そんな風に誰かが感じ取ったミッションから生まれたゆるスポーツが数多くあるのです。



僕はスポーツの世界の人間として、ただただ感動したのです。

「ああ、なんて美しいんだ。」と。

みんながお互いのことを思いやって、誰もが楽しめるようにスポーツを創る。勝っても負けても笑顔。そしてまたやりたくなる。

生涯スポーツの理想の在り方そのもの。


めっちゃハマりました。


ハマった僕はですね、世界ゆるスポーツ協会のホームページにアクセスしました。

そこには、これまで生み出されてきたゆるスポーツがすべて紹介されているのでした…!

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▲この下にも続き、全部で35個ありました。

全部見ました。
ええ、

全部見ました。

ハマってますからね。僕はコレクター気質なんです。


Youtubeチャンネルもあります。

これも、

もちろん、全部見ました。

当然ですね。ハマってますから。調べ物は子供のころから得意なんです。

「ゆるスポーツランド2019」のダイジェストムービーなんて、一切このイベントの情報をもたない僕が見ても、楽しくなって顔が緩みます。
でも西田敏行さんならきっと涙すると思います。感動的なんです。

(こんなに素敵なムービーなのに、まだ再生回数が200回くらいなんて…)


映像の中で、子供も大人も、障がいのある方だってみんな笑ってるんですよね。スポーツの力を強く感じます。

ゆるスポーツ、すごい。



・・・

さて突然ですが、

僕ら、スポーツを創ります!

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今回、実はこんなイベントに参加してたんです!

「つくば × サイエンス=スポーツ?」
スポーツ種目を全2回 + α のアイデアソンで考え、生み出します!
2月2日につくば駅前で、完成した種目をみんなで遊びたのしもうという3か月間の連続企画です。
(イベントページより)

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▲最年少は小学生…!脳みそが柔らかい最大戦力…!

このイベントに集まった参加者が3つのグループに分かれ、つくばの魅力を感じられるニュースポーツを創り、2月2日(日)つくば駅前の広場で街行く人がみんな参加して楽しめる、お披露目会(運動会)を開催するのです!

第1回となるこの日、澤田さんは「スポーツを創ったことがある人」として僕らを助けに来てくれていたのです。

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澤田さんの助言をもらいながらのグループワークは、まじめに議論したり、実際に試してみたり、笑いが巻き起こったり。

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・・・つくばっていいところだなあって思いました(突然)。


僕らのチームは「セグウェイ」から着想して、あーでもない、こーでもないとやってます!

つくば市は日本で唯一の公道をセグウェイで走れる街で、チーム内にガイドインストラクターの方がいるのです…!

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セグウェイシティガイドつくば HPより)


セグウェイ×スポーツ

どんな素敵なスポーツを生み出せるのか、僕らすらもまだ予想がつかない…

未知数…!!!(笑)

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次回は年が明けた1月18日!


そして2月2日のお披露目会にぜひお越しください!
たくさんの人とスポーツしてたくさん笑いたいですね!

楽しみです!!

(無事に書ききれてよかった…)


まとめ


(追記)

2月2日のイベントは、こんな感じの素敵イベントになりました!!

こういう景色をまた作りたい…!





・・・

すべて読んでいただいて、なお余力のある方はぜひこちらも。↓

教育実習に行った際に強く感じたことをまとめました。
実習はもう3年半前で、記事を書いたのも1年半前ですが、なんだかつながる話だと思っています。





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