どりさんによる初めての僕のスケッチ～性に基づかない人生

どりさんは絵を描く

これはどりさんが2017年に
初めて僕をスケッチしてくれたもの

どりさんとの出逢いは2004年

互いに「性感覚が皆無」という共通項があり
意気投合して以来何でも話せる仲

僕達の場合の性感覚皆無とは
「男(女)としてこうしたい」
という概念が無く
「人として自分として」
という感覚しか無いので

恋愛話など振られると
運転手さんや銀行家でもないのに
「運転手さん或いは銀行家としてどう生きる？」
と問われている様な違和感を覚える、という感覚

ですので
どりさんは女性であって女性でなく
僕は男性であって男性ではない

恋愛も性愛もない
ただただ人間愛しかない

そういう感覚

僕達は一応戸籍通りのファッションで満足していますが
生き様としてはどちらでもありませぬ

『性に基づかない』
そういう人生も在るのです

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