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インターネット速度が日本の1/4の遅さのケープタウンでも充分に生活できちゃう理由

今は当たり前のzoomやmeetを使ったオンライン会議。
しかし、これが普及していなければ、僕が南アフリカで日本のクライアントと共に仕事をするなんてことは、有り得なかった。もっというと今頃何をしていたのかと甚だ疑問に思う。

僕の前職の代表は、コロナの流行る1年前くらいから、シンガポールに住み始めた。
それもあり当時から僕らの社内では、オンラインMTGが行われており、zoomが便利すぎるというのを知っていた。
だから、ロックダウンなどで出勤ができなくなったとしても、元々の耐性があったので至極当たり前に、そのままテレワークが普及した。

南アフリカに行くことを決めたあと、調べたことの一つに”インターネット環境について”がある。
どの記事を読んだかは、覚えていないものの当たり前にケープタウンでもネット環境は普及しているし、寧ろWifiを提供しているカフェやレストランの数は、日本の比ではない。

ケープタウンのお店は、お客様へのwifiへの配慮が非常に寛容だ。寛容というより、提供するのが当たり前になっている。
それは、Free-wifiのようなセキュリティに怪しむものではなく、店舗で準備しているルーターのアイパスを個別に教えてくれるのだ。
こちらに来て、その生活が当たり前になってしまい、日本の状況を思い出せないのだが、wifiが使えるカフェを記事で探したり、Google mapを使い、どこのカフェはwifiと電源があるのかをメモしていた。

そういえば、そうだ。なぜ、日本のレストランや飲食店ではこんなにもwifiが普及していないのか。逆になぜケープタウンはこれほどまでに9割5分のお店でwifiが使えるのだろうか。
ケープタウンが観光地で、様々な国からの来訪者がいるのは理由の一つと推測できる。
あと、携帯キャリアの通信速度が日本と比較して遅いのも理由の一つかもしれない。

スピードテスト というものがあるのをご存知だろうか。
僕は、こっちにきて衝撃を受けたサービス?の一つで、wifiを接続する度にこれを行う。
そして、これを知らない南アフリカ人はいないくらいみんなこれを知っている。

今、wifiを接続している人は、ぜひ スピードテストをしてほしい。
GoogleやNetflixなどが提供しているサービスで、スピードテスト と検索するだけで、繋いでいる通信速度を測ることができるのだ。

Airbnbで家を紹介しているオーナーは、この通信速度を記載してくれていることが多い。
それほど、インターネット速度の質問がされるのだろう。

この数字、基準は、下記となる。
つまり、普段使う分には、30Mbpsあれば、何も不自由することがないのだ。
僕の今滞在している家も40-50Mbpsを平均としているので、特に不自由なくMTGを行うことができる。

そして、上記とは、別に国によっても通信速度が異なる。下記の地図は日本が載っていないが、日本は約170mbpsが平均のようだ。
国によってインフラの整備に違いが当然あり、シンガポールが最も速度がはやい。
これ、、、、おもしろすぎる。

https://worldpopulationreview.com/country-rankings/internet-speeds-by-country

南アフリカは23年9月時点で国の平均のインターネット速度は、70mbps程度のようで早くなっている。
当然これは、使うルーターによっても異なる。
一時期僕が住んでいた家のオーナーは、このルーターをとても重視し、いいものを使っていたようで、速度が210mbpsになっていた。

何が違うかというと、ZOOM時の画質が全然違かったようだ。笑
流石に普段30-50mbpsで話していて、4,5倍速度が違うと、「峻太さん!なんか今日すごく顔色いいですね、毛穴まで見えますよ。」と言われる程に違うようだ。

また、これは固定ブロードバンドの話で、ソフトバンクやドコモなどのキャリア通信の場合はもっと遅い。
おそらくそれこそ30-50mbpsのようだ。

日本では、僕はdocomoを使っていたのだが常に遅すぎてイライラしていたが、それでも数値的には南アフリカのモバイルよりは遥かに良く(南アフリカのモバイルは5-10mbpsなど)、帰国後は少し寛容になれると思う。

ちなみに、ケープタウンの夜も日本同様にインターネットの速度は少し遅くなる。
アダルトサイトを見ようとすると、動画が止まり、手が止まるのだ。それは少し困りのタネである。

今日のnoteは、冒頭描き始めた時に、ズームに感謝やケープタウンのレストランのwifi事情を書く予定であったが、書くうちに話が脱線してしまい、とうとうアダルトサイトを見るときに困るというオチとなってしまった。
wifi速度別のレストランなども書いてみてもいいかもしれないので、ネタを溜めておこう。

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