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デジタルノマドで英語が話せたら最高だわよね。っていう話。

ありふれた表現でいうと、「便利の世の中になった」だ。
それは、いま、盛り上がっている生成AIやChatGPTの話ではなく、もうちょい昔のzoomやMeetsなどで、”快適”に””顔を見て"MTGができるようになったというところに遡る。

この子達が育ってくれたそのおかげで、14,000km以上離れている南アフリカからでも、仕事で違和感なく、感嘆や相槌などのリアクションを働きかけたり、情報の共有が行うことができている。

その功が奏し、僕のように他の国で日本の仕事をしながら生きることができる人が増えてきている。いわゆるデジタルノマドだ。

前回の続き)

デジタルノマドをしている人口は、世界規模でみると3,500万人に及ぶ。
わかりにくくいうと、江戸時代の日本の人口と同じくらいだそうだ。
わかりやすくいうと、1都3件の合計くらいだ。

僕が日本にいる時には、デジタルノマドとして、日本で仕事をしています。という外国人を見たことがない。(いたとしても、話せなかったから知らなかったのだろう。)

だから、あまり馴染みがなかった。

しかし、南アフリカには割とその類の人たちが多くいる。
ケープタウンでは、デジタルノマドをしている日本人を1人も見たことがないが。

今、ぼくはいろんな国籍の方、7人で構成する家にいる。
そして、そのうち南アフリカ出身の人は、1人もいない。
また、南アフリカの人をクライアントにしている人もいない。

例えば、ザンビア生まれで、北欧で育っているEwanという彼はインテリアデザイナー兼投資家をしている。
古い家をリノベして、自分でデザインをして、それを不動産屋さんに売っているそうでこれまでの家をいくつか見せてもらったが、かなりCoolだ。

また、ロシア生まれのElenaという彼女は、仮想通貨でお馴染みのクリプトで人事の責任者として仕事をしている。人事だから、常に面接や社員の相談などでオンラインMTGを駆使している。
会社自体は、ドイツにあるもののリモートワークなのでどこにいても良いので、今は南アフリカにいる。ドイツ語、ロシア語、英語を話せるのと、元気いっぱいでコミュ力が高い。

あとは、エンジニアもいて毎日PCと睨めっこしながら、コードを書いている。
Mac Book Proを2台並べたり、拡張モニターを使って日夜書き続けている。

オーナーであるロンドン出身のLaulenという女性は、インフルエンサーをサポートする仕事をしているので、彼女も常にMTGをインフルエンサーの女性方としている。

このように、主にはやはりPCを使って働ける人が、南アフリカに惚れて長く滞在している。
南アフリカは、3ヶ月間はビザなしで滞在ができ、3ヶ月経つと他の国に行き少し経ってまた戻ってくるということをしている人が多い。

よく聞くデジタルノマドは、いろんな国を旅しながら。という形容詞があるが、南アフリカの場合は、どちらかというと、長めに居る人が多い。

もちろん、物価が他の国によりも安いというのもあるが、人間的な部分や自然などの環境などが良いのだろうと話を聞くと思うし、実際僕も長く居る理由はそこにある。

また、日本にいるとほぼほぼ使わない、Facebookがかなり便利だ。
Capetown Digital Nomadというグループがありそこには、1.5万人のメンバーがいる。
(全員がjust now でケープタウンにいるわけではない)

そこでは、マンションの空き部屋募集や私暇してるから一緒に旅しない?とかVISAについての情報など皆が困っているあんなこんなが、色々な人によって紹介されている。

僕は、ここに私日本人だよ、仲良くしてよ。と投稿したら、いろんな方から、日本好きだよ、っていう返事を頂いたし、家を探してると言えば、我先にと多くの人が物件情報を送ってくれた。

そして、先日はこのグループ経由で、新しくできるワーキングスペースのPR動画作成のための撮影会に参加してきた。
この撮影会に参加すると、1ヶ月無料でそのワーキングスペースを貸し出してくれるということで、欧米人が多くなるであろう撮影会と思い、アジア人だぜ。とドヤドヤ参戦して、多くのノマドワーカー達と顔を合わせた。

中には、大きな橋の建築デザインをしている人がいて、「これが今度新しく南アフリカに架かる橋で、その設計をしているんだ」と3D映像を見せてくれた。
また、フリーランスでコピーライターとして広報活動を生業としている人などもいた。

そして、思う。

ぼくの家の住人、このワーキングスペースの面々、そして他にも出会う人達、

英語がネイティブレベルに話せて、コミュ力が高すぎる。

ほんとに。

サッカーでいうサッカーボールのように、
楽器演奏者が使う楽器のように、
それだけを共に使うことで、相手と通じることができる方法として、
こんなにも、英語という道具が有効なのかと。

そりゃ、もちろん、昔っから思ってましたよ。
英語が話せたら、どれだけの人と話せて、楽しいのかと。

でも、これだけ目の前で、初対面同士が、
How are you に始まり、Nice to meet youに続き、当然のように名を名乗り、
What do you do?? とWhat brings you here?で会話が広がるその光景を見たら、

英語って、すげーーーーーーーーー!ってなります。

今は、それに少しでも馴染めるように。が目標です。

そんなわけで、デジタルノマドとしてケープタウンで働く人々の様子と英語の力について、ダラダラと今日もnoteを書きました。

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