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「セラピスト養成」をつくったわけ⑤実家サロン誕生

こちらの記事

の続き。
娘が小学校に入る頃、主人が転職するタイミングが重なり、ぼんやりとお店を持てたら良いな・・・という願望はあったものの、何を売るのかまでは決めていなかったのが、ロミロミを習ったことでイメージができた。

自宅マンションは分譲で営業ができなかったため、どうしたらコストをかけずにできるかと考えた結果、実家の一室を使えないか?と思った。
実家は自宅から車で45分くらいの場所。
母が一人で住んでいる。
昔、母がお琴の教室をしていた玄関からすぐの吐き出し窓から出入りできる部屋が空いていた。

地下鉄の主要の駅からアクセスも良く、バス通りに面しているので良いかも?と勝手に計画を立てていた。

実は若干、主人の小言にうんざりする毎日だったこともあり、少し距離を置きたいとも思っていたタイミングだったので、娘と二人で実家に住みながらサロンをしたいと思った。

この一見無謀な計画を母に話したところ、最初は「お客さんが出入りすると気を使う」という理由で許可されなかった。
主人にはまだ計画を伝えていない段階で順調にいかなかったので、諦めかけていた。

転機となったのは、それから少しして母親が体調を壊した時。

いつもなら体調が悪いくらいで私に頼ることは無かった母だったが、メールがきて
「体調が治らないからロミロミしてくれない?」
と言われた。
以前から時々やってあげてはいたが、そんな状態の時にこんな風に頼まれるとは余程調子が悪いのだと察してすぐに向かって施術した。

体がほぐれてきたとき母が横たわったまま
「あー、楽になった。ここでサロンやっても良いよ」
とまさかのOKを出してくれた!

施術の効果を感じてくれたことと、一人で住んでいることへの不安が解消されると思ったのだろう。
私にとってはまさかの展開で、神様はいるかも?
と感じた瞬間だった。

物理的な条件は揃ったので、次に主人に話をしてみた。
距離を置きたいと思っていることは私の中で秘めておいて、転職すると給料が下がるため私と娘が実家に行けば光熱費も少し減るし、親も調子が悪いのもケアできるという理由を話すと、自分が転職するという負い目もあるのか、全面賛成とまではいかなかったがOKしてくれた。

これで準備が整った!

実家の和室を洋室にしてトイレまでの廊下とトイレ内の壁紙を張り替えるプチリフォームをしてサロンをオープンした。

当時はアメブロ全盛期だったので毎日記事を書いているとポツポツとお客様が来てくれた。
(その当時のお客様は今でも続いている方も何人かいらっしゃる。本当にありがたい。)

カードリーディングも習ったので両方のコースを作ってロミロミの後にカードで潜在意識を読みとくようにすると、その方がお友だちに話してくれたりして少しずつお客様が増えていった。

そのときに感じたのは、ブログを読んで来てくださる方は本当に[波長の合う]方ばかりで違和感のある方は全く来なかったので、私にとってはとても良い仕事の仕方だと思った。
その感覚は今もずっと変わらず続いている。

(2008年〜2011年くらいゆったりと続けた。)

その後スクール開講を頼まれた話はまた後日♪





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