コンセプトメイクの正体
結婚式のコンセプト創りって最近よく耳にするけど、いまいちピンときてない方もいらっしゃるのではないでしょうか??
私自身新人の頃は、ただお客様が求めるものを叶える事が全てだと思っていました。
ただ、コンセプトを創るようになってから、
お客様におススメするものや提案する目線が変わり、お客様の目もキラキラしていくようになった感覚があったのです。
例えば、コンセプトに基づいたビジュアルのテーマを創ることで
招待状ひとつ、ドレス選びひとつ、
様々なお客様の好みに合わせて存在するアイテム達を片っ端から選んでいく、という打ち合わせ時間の使い方から、
ビジュアルテーマを軸とした目線で探すという視点に変わっていくので、多くの商品から厳選したものを選ぶことができ、さらにいうと厳選したものからさらに詳しく検索をかけていく見つけるという時間へと変わっていったのです。
それはそれは新たな発見が多く、掘り出しものを見つけるような感覚になります。
簡単にいうと
“浅く広く” が “狭く深く”になったようなイメージ
同時に気づいた事があります。
花嫁達は後悔したくないので、多くのものを見つけて納得しながらすすめていくけど、そこにはかなりのパワーが必要で、花嫁ばかり頑張る、というしがらみが、少し軽減されるというメリットも感じたのです。
だから花嫁たちがキラキラしていくんだ、って感じて、ウェディングプランナーとして、
初めてお客様のお役に立てたという感覚があって、それからは、コンセプトメイクに没頭する日々になりました。
初めはテーマからスタートして、
次第にコンセプトも必要だと感じ
コンセプトとテーマの違いも明確になっていきました。
メリットは他にもあって、
私が大好きな進行のプランニングの提案のところでいうと、
お客様が今、目の前に見えてるビジョンと
私が想像の2人が結婚式当日に体験するであろう出来事のギャップも、そのコンセプトがある事で埋めていけるようにもなりました。
おそらくその理由は、
単純にお客様とウェディングプランナーが見てる方向性が同じなので、目に見えない感情部分の演出の説明がしやすく、お客様もわかりやすい、のだと思います。
コンセプトメイク、ほんとオススメです。
【関連コンテンツ】テーマ創りのヒントhttps://note.com/haveagood1/n/na75ddf0744c6
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