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第7話 北海道美瑛町ーその青はまるで空の青ー

そういえば、この日。曇天だったのに、青い空が見れました。

◆上富良野から美瑛へ

フラワーランドかみふらのから、次に向かったのは、美瑛。

北海道美瑛町:北海道上川郡にある町。アイヌ語の「ピイェ」(油(転じて油っこい・油ぎっている))に由来するとされる。由来に反して、なだらかな丘陵と豊かな自然環境と景観が特徴で、「日本で最も美しい村連合」に加盟しています。

確認してみたかった。本当なのか。”美瑛の青い池は本当に青いのか?”を確認してみたかった。

写真と現物は違うというのはよくあること。

真実を知るために、上富良野をでて、美瑛の青い池と呼ばれる場所に向かった。

フラワーランドかみふらのから車で約30分。

対象の池の駐車場に到着。駐車場は思ってたよりも広く、しっかりと整備されていました。駐車場料金は普通車で500円でした。

駐車場から対象の池まで、徒歩5分ほど。道中、白樺の並木道が美しかったです。

そして、ついに対象の池に到着!

さて、ほんとに青いのか??

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青い!!!!

美瑛の青い池は本当に青かった!!!

◆白金青い池

BIEI BLUE(ビエイブルー)と呼ばれるコバルトブルーな池。美瑛でも有数の観光スポット。立ち枯れた白樺やカラマツとともに、映える池。

​この池は昔、噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものである。要は水溜りです。

この水溜りによって、周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は、水没し立ち枯れ、今の幻想的な風景ができあがった。

青い池は目的をもって作られたわけでなく、偶発的にできた人造池。人工だけど、偶然できた風景が美瑛の青い池なのです。

青くなる理由。

この付近の湧水には、主に白色系の微粒子(水酸化アルミニウム (Al(OH)3)など)が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突し、散乱して、水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われています。

難しいですね。まあ、特殊な粒子と美瑛川の水と太陽光を混ぜたら青くなりましたという感じですね。

青い池の水面をバックにススキを撮ると、

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晴れた初秋の空みたいになりました。空の青に負けないぐらい、青い池でした。

美瑛の青い池は、本当に青い。

この日は、曇天。でも、青い空を見れた。

今日の旅の最終地点は、晴天の秋空。ずっと、ずっと、その青を見ていれそうだった。

◆最後に・・・

北海道市町村制覇計画7ヶ所目は、北海道美瑛町でした。

美瑛町は、他にも

セブンスターの木:シラカバ並木と広大な大地。the壁紙。

北西の丘展望公園:360度のパノラマが自慢の観光展望台

白ひげの滝:水が滝つぼに落ちるとコバルトブルーに変わる様が不思議な滝。青い池や白金の湯の近くの観光名所。自分も実際に行ってみました。

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ここ美瑛は、ほんとに現実世界か?と思う景色がたくさんあります。

美瑛は異世界。現実から離れ、異世界の旅をするなら、美瑛に行こう。

見たことのない景色を見せてくれて、限りなく空の青に近い青を見せてくれて、ありがとうございました。

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