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【発達障害】どこがいいの?児童発達支援〜結論選べません〜

【目次】
1 児童発達支援とは?
2 個別療育と集団療育
3 児童発達支援の現実
4 保護者がすべき選択

1 児童発達支援とは?
「児童発達支援」って
聞き慣れない方も多い
かもしれません

児童発達支援は
児童福祉法で2012年4月に
制度改正されできた

未就学で障害のある
お子さんが

療育を
受けることができる
通所施設です

うちの上の子も
通っていましたし

下の子も
現在通っています

上の子の時代に
比べると

たくさんの
施設ができて
きましたし

弟の時代は
通所施設は障害の
重い子しか
行けなかったので

随分時代が
変わりました

そんな
児童発達支援ですが
どんなところ
なのでしょうか?

2 個別療育と集団療育
一般的に
児童発達支援事業所は
大きく2種類に分けられます

1)個別療育
2)集団療育

1)個別療育は
世の事業所のほとんどは
これじゃないかってくらい
占めています

45分間
先生と子供が一対一で
トレーニングをしたあと

10分間保護者に
評価を伝える

大体
こんな仕組みですが

障害に気づきたてで
保護者がどう接していいか
子供も何を学べばいいか
という点では

導入として個別療育は
いいのではないかと
思います

一方
2)集団療育は
大体のところは
1日10名定員で

3〜4時間など
長時間過ごして
お昼なども食べる
ところが多いようです

児童発達支援センターでも
1日20〜30名定員で
やっているところも
ありますね

集団療育のメリットは
個別では起きにくい

集団でのトラブルや
課題をシミュレーション
できることが挙げられます

保育園や幼稚園など
併用していて

保育園や幼稚園で
起こるトラブルや課題を

どうしたらできるように
なるかを行いやすい
環境と言えます

また
保育園や幼稚園と
連携が取れるようなら

環境設定や
指導の仕方など

保育園や幼稚園でも
先生が実践できることで

課題が改善される
こともあります

感覚的には
0〜3歳の小さい時期に
導入として個別を始め

保護者も子どもの
関わり方を学び

3〜6歳は
集団への移行を意識して
集団療育へ

個々の気になる課題
(手先の不器用さなど)
があれば
個別も併用がいいのでは
ないかと思います

3 児童発達支援の現実
ここまで児童発達支援の
良さを書いてきましたが

実際はどうかといえば

そもそも
個別だの集団だの
選べません

地域にもよりますが
児童に対しての
児童発達支援数が
少なく

1年以上待つのは
ざらです 

地域になければ
自分たちのエリアを
離れて通うことも
よくあります

私も
住まいは板橋区ですが
児童発達支援は
新宿区で利用しています

空きの問題もありますが

残念ながら
住んでいる地域での
児童発達支援の質が

満足できる
ものではないため

他地域の療育を
選びました

ですので
最初は個別だ集団だと
選んでる暇なく

空いたところを
利用して

その間に
キャンセル待ちで
他の施設と比べながら

最終的に
自分の子供にあった
療育を選択していく

そんな
流れが一般的です

あそこがいい
ここがいいと思っても

選べないのが
児童発達支援の
現実です

また
集団療育をしている
ところは

かなり少ないので
こちらも選べない
可能性があります

個別がやたらと
多いのは

指定人員数で
運営が可能だからと
いうこともあります

集団療育になると
指定人員では
到底足りません

また
報酬も1時間やっても
4時間やっても

現行制度では
報酬に差はありません

そういった点からも
個別療育が多いため

集団療育は
選べなくっている
現実があります

4 保護者がすべき選択
3歳児検診や
発達支援センターなどで
指摘されたり

相談した結果
「まだ小さいし様子を
見てみましょう」

よく言われる
フレーズです

では様子を見た結果は
どうかといえば
何も変わりません

いざ
動き出したら
療育は1年まち

結果
2年何もせず
無駄にしたなんて
話はよく聞きます

「様子を見てみましょう」
という機関を
私は信用していません

彼らには
その先を見据えている
訳ではないので

その場限りのことが 
言えてしまうと
思います

療育を利用する際にも
私が保護者として
また支援者として
重視していることは

「どこまで踏み込んで
これるのか」

これに尽きます

様々な療法
様々な知識を持つ
支援機関は
たくさんあるでしょう

えらそうに
アドバイスしてくる
支援機関も
あるかもしれません

その中でも
信頼ができるか否かは

「どこまで踏み込んで
これるのか」

だと思います

一緒に保育園や
幼稚園に行って様子を
見てくれるのか

保育園や幼稚園に
アドバイスや保護者の
代弁をしてくれるのか

家庭によっては
家庭内の課題にも
踏み込まないと

お子さんの課題解決に
つながらないことも
あります

家庭内に踏み込めば
当然クレームという
リスクを伴います

それでも
踏み込んでこれるのか

保護者は
本気で子供の将来を願い

踏み込んでくる
療育を受け止めることは
できるのか

そこが
小学校に上る前という

お子さんのために
最大限時間を使える
限りある期間に

児童発達支援を使う
意味があると
私は感じています





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