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第5回「当事者交流会」を開催いたしました。

令和6年2月17日(土)に第5回「当事者交流会」を開催いたしました。
今回の参加者様は私含め3名でした。
ご参加いただき誠にありがとうございます!


テーマを決めてのお話【紛失】


前回決めそびれていたテーマを、当日の参加者で話し合いお話をいたしました。
様々な話題が上がりましたが、「大事なものほどよく無くしてしまう」という話題になり、主に【紛失】についてそれぞれの問題や向き合い方等について共有し合いました。

以下にそれぞれの対策を共有させていただきます。
是非ご自身の特性に合わせてご参考にしていただければと思います!

大事なものをポーチなどでひとまとめにする
貴重品を分散させない。意識を最低限のものにする。

決済方法は分散させる
財布には現金、スマホには電子マネー、メイン決済以外のものにも最低限の金額を分散させておくことで、緊急用や忘れた際に使用できる。

置く場所を決める
モノの場所を定めることにより、ルーティン化ができる。
また、視覚的にも意識することが可能。

日常使用するバッグを固定する
バッグ間での荷物の移し替えを無くす。
また、帰宅をしてもバッグから財布などを出さずに、
バッグをそのモノの置き場所にしておく。

技術に頼る
スマホの紛失なら互換性のあるPCなどで位置情報を確認したり、音を鳴らし、探す手間を最小限にする。またスマートタグで無くしやすいものを管理するなど。

#ADHDパワー系ソリューション

その他去年から今年にかけての年末年始ごろ、X(旧Twitter)でトレンドに上がったハッシュタグ「#ADHDパワー系ソリューション」をご紹介させていただきました。

参考になるだけではなく、自分はこうしているなと言う気づきも得ることができる大変興味深いハッシュタグです。
「#ASDパワー系ソリューション」も存在します。あわせてご参考にしてみてはいかがでしょうか!

次回のテーマは【自分の磨き上げ】です!

発達障害×社会


後半は社会と発達障害の関係性についてのお話になりました。

「クローズ(障害を伝えない)で働くと必要以上の負担が出てくる」
ご自身の特性に対応することで手一杯に。よって与えられた業務に差し支えたり、疲れ切った状態で帰宅しプライベートな時間の質が低下する。そのため心身の健康が悪化し、退職や転職を繰り返すことにつながることが多い。

「障害者雇用でのメリット・デメリット」
合理的配慮のもとでの就業が可能ではあるが、求人内容に偏りがあったり、収入面での充実感が一般雇用よりも低い場合が多くある。
一般枠・障害者枠など雇用形態は慎重に選ぶことも大事とのお話に。

社会をより上手く生きていくには?


また、社会をより上手く生きていくには?という話題が焦点に

「一つのことに注力し、伸ばしたい」
興味や関心が分散しやすい特性の方は、一つのことのスキルを伸ばしたり一つの環境に留まることが困難であり、それが職業の選択や経歴に響くこともある。自分の感情を上手にコントロールしながら一つのものに注力し、スキルやキャリアとして伸ばして行けたらいいなというお話しにもなりました。

「発達障害を持ってる方の多様なロールモデルがあれば」
世に出やすい発達障害の社会人の事例として「フリーランス」「経営者」「ギフテッド」「クリエイター」などが多い気がする。より多様なロールモデルと触れ合えれたら人生設計の参考にしたいねと共感し合いました。

学生の頃にしておいた方が良いこと


学生時代のお話しになり、しておいた方が良い(したかった)ことの話題にもなりました。

「自分を知る」
挑戦や経験、勉強など様々な話題はでてきましたが、
結果「自分を知る」ことも学生時代にできる大切なのことなのでは?との話になりました。
「ストレスの感じ方」「限界のサイン」「無理なくできること」「成功のパターン」などなど。経験や挑戦を通し、自己理解の精度をなるべくあげて社会にでることが社会を上手く歩んでいける一つの大きな手段なのではとの話になりました。
皆様はどのように社会と向き合われていますか?


次回交流会のお知らせ

令和6年3月16日(土)13:30-15:00
高知市民活動サポートセンター 小会議室
高知県高知市鷹匠町2-1-43 高知市たかじょう庁舎2階
お申し込みは下記よりお願い申し上げます。

今回キャンセルをされた方もまたぜひご参加をご検討いただければ幸いです。
いつでもご参加お待ち申し上げております。


上記よりお申し込みいただけます!

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