カルマはわたしの代で終わらせる

女の子は

女性として

母として

妻として

お母さんの影響を強く受けて

どう生きていくかを学んでいきます.



男の子は

男性として

父として

夫として

お父さんの影響を強く受けて

どう生きていくかを学んでいきます.



人にはみんな

"インナーチャイルド"という

傷を持った小さな子どもが

心の中にいて

何かその傷に触れると

その子が暴れ出して

感情がわぁ〜っと出てくるんです.

その傷っていうのは

小さい時に悲しい事や辛いこと

我慢した事などが傷になっているものと

親から代々受け継いでいる傷もあります.

わたしの話をすると、、

わたしは10歳の時に両親が離婚しました.

お母さんが出て行きシングルファザーの環境.

そして10歳までの記憶は鮮明ではないから

お母さんてどんな人だったかを覚えていません.

女性として母として妻として

どう生きたらいいか分からずに育っていきました.

両親が離婚したことで

わたしはたくさん傷つき苦しんできたから

わたしが家庭を持ったら絶対に

温かい家庭を築くんだ!と

理想の家族像を描いていました.

そして早く自分の家庭を持ちたいと

強く願っていました.

運命的に出会った旦那さんと

結婚し出産したのが20歳.

翌年には2人目を出産して

あっという間に"自分の家族"が出来ました.


でもそこから

理想の家庭像、理想の母親像と

現実とのギャップと、

さらに妻としての在り方が分からずに

自分の中での葛藤と苦しむことになるのです.


これはわたしのお母さんから

受け継がれている傷(カルマ)でもあります.

わたしのお母さんは

産まれて間もなく

実の両親に捨てられてしまいました.

お母さんはわたしよりも

深い傷を持っていたと思います.


そしてそんな経験から

お母さんも早く自分の温かい家庭を持ちたいと

強く願い、お父さん(わたしの)と

20歳で結婚してわたしを出産しています.

そしてお母さん自身も

母親として妻としての在り方が分からずに

葛藤しながら生きていたと思います.

理想の家族像と

現実が離れていってしまった時に

お母さんは耐えられず

他に求めてしまい離婚することに.


お母さんのお母さん(わたしの祖母にあたる)も

理由はあったにせよ、

実の子を手放しているわけですから

絶対に何かしらの傷を持っていたはずです.

そしてまたさらに親、、と

代々受け継いでいるのです.

それに気づいた時

【このカルマはわたしの代で終わらせる】

と決めました.

わたしで終わらせなくては

大切な娘に、そして孫に、

とどんどん受け継いでいってしまうから.

絶対に終わらせる、と決めたからには

とことん自分の深いところまで

掘っていくことが必要になります.


今わたしは自分の人生を一から箱をあけて

その時の感情を出しては感じ切る作業をしています.

これが本当に辛い…

でもこれをしないとカルマを消化できないのです.

気づいて認める
気づいて認める

その繰り返し.


どんな感情も置いてけぼりにしたり

心の奥にしまい込んだりせず

一つ一つ丁寧に拾い上げていく.

それが大切なんです.


1番最初に書いた

子どもは親から生き方や在り方を学んでいく.

親である私たちが

大切な我が子に影響を与えてしまうならば

自分はどんな生き方や在り方でいたいか?


是非一度真剣に考えてみてください.


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