自家製ドライみかんとみかんバター
みかんをたくさん頂きました。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、古くなる前に食べきる自信がありません。みかんのドライフルーツが好きなことを思い出して、作ってみることにしました。
箱から適当につかみだして、皮をむき白いすじを取っていきます。娘も手伝ってくれました。台所でする女同士のおしゃべりって好きです。娘も当たり前のように、手を動かしながらぽつぽつ話しだしました。学校のことや習い事のことをつまみ食いしつつ話します。少しだけ意識が別に向いている、平熱の言葉のやり取りがいいんです。
むいたみかんは330グラムありました。重量の40パーセントの砂糖を加えるとすれば132グラム必要です。でもそこで砂糖のストックがないことに気づきました。シュガーポットに入っていたのは100グラムちょっと。甘いみかんだからそんなにいらないでしょう、とあった分だけ入れて煮ていきます。
水気がなくなるまで煮詰めたみかんをひとふさずつ天板に並べていきます。この時点でみかんの形が崩れてしまい、キャラメル化した味になってしまったので多分煮詰めすぎたのだと思います。数年前セミドライアップルを作ったときも同じようなことになった気が。果物の煮詰め加減はむずかしいです。
100度のオーブンで2時間加熱したらこんな感じになりました。(味見をしたので減っています。)一見乾いていますが、さわるとべたべたします。粉糖をかけたりすればいいのかもしれませんが、これ以上甘くしたくありません。どう保存しようかと考えて、生キャラメルをワックスペーパーで包んで保存することを思い出しました。
可愛いけれど使い道のなかったワックスペーパーが日の目を見ました。ちょうどいい大きさに切って、キャンディーのようにひとつずつ包んでいきます。
なかなかいい感じじゃないですか?可愛くできて満足です。かなり歯にくっつくし食感があまりよくないのでよそ様には出せませんが、味は悪くないです。白ワインを飲みながら食べると美味しいんですよ。チーズとの相性も抜群。
包まなかった分は赤ワインを少し入れてレンジで加熱し、無塩バターと混ぜてドライみかんバターにしてみました。ドライフルーツバターって美味しいですよね。これもなかなかいけるんです。トーストしたバゲットにのせて、カフェオレと共にいただきました。ドライみかん、けっこう美味しいことがわかったので、煮詰め加減に注意してまた挑戦してみたいと思います。
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