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続・勝手にVtuberをプロデュースしてみた話

以前、勝手にVtuberをプロデュースするという偉そうな記事を書いて2ヶ月経った。

変わらず、彼はVtuberを続けている。

しかし、視聴者は相変わらずの伸びようで、リピートする視聴者はまったくといっていいほど増えていない。(チャンネル登録者数+20人ぐらい)

自分はなんだかんだで2ヶ月間、彼の生放送をわりとかかさず見ている。

数字が上がらなくても続けられるのは、
Vtuberとしてなりきって遊ぶのが、ただ1人でゲームするよりかは楽しいからなんだろうなぁと、なんとなく理解してきた…。


と!は!い!え!

やっぱり再生数やチャンネル登録者数が上がったほうが楽しいはずなので、また考察してみようと思う!(※ただ自分がこういうの好きなだけ)

※本人はやりたいように楽しんでいると思うので、何も口出ししないし、紹介もしないです。


①Vtuberの視聴者層の再認識

※以降の話は、全てのゲームはsplatoonを前提に話した内容です。

以前の記事では、Vtuber見に来る視聴者層はこう定義した

ようは、人と時間を揃えて通話しながらリグマするのよりも、自分の好きなタイミングだけコミュニケーション取れて一緒に遊べる方が気が楽でニーズがあるということかなと。

※イメージとしては、夜に気軽にゲームを誘える友達がいなく、新たな友達の開拓をするのがしんどいような、コミュニティを求めているけどそこまでハードル高いことはできない層

10月時点のわい

この予想は、2ヶ月間の実地調査でだいたい合っている感触はある。

さらにわかったのは、思ったよりも高校生ぐらいの年齢層が視聴しにくるということだ。

ホロライブとかにじさんじとかのイメージでなんとなく30代とかの準おっさんが基本的な視聴層かと思いきや、若い年代が多かったのが驚いた。

splatoon自体が若い年代に支持されているゲームなだけかもしれないのと、彼が若い年代に評価を得ているだけかもしれないが、当初のイメージとは違って面白かった。

こういった高校生はうまくハマればリピーターになりやすい傾向があるのか、この2ヶ月で新たにできたリピーターは高校生のみであった。

高校生たちは、自分のこと(テストがだるいとか、明日休みとか)を生放送の内容と脈絡なくコメントすることが多いことから、超気楽なコミュニティとしての役割を求めているんだろうなと思った。

実際自分もsplatoonをVtuberの彼と遊ぶことを目的に来ており、副産物で現れたリピーターの高校生たちを、奥さんとの話のネタにして、この小さなコミュニティを楽しんでいる部分がある。

なので、リピーターを増やすために、新規で視聴しにきた人をコミュニティに迎え入れやすいような働きかけを生放送内でやればいいんだろうな。

しかし、新規で視聴しに来た人を名指しで指名したりすると逃げ出すので塩梅が難しそうだ。
この辺はテクニックがいるんだろうな。

②読み上げソフトの重要性

アクションゲームを遊んでいる時など、コメントを見れないタイミングが多い場合は読み上げソフトを導入する方がよいと感じた。

というのも、プレイ中にせっかく新規がコメントしても、プレイに夢中でコメントを放置し、「初見です!」以降コメントしない新規視聴者が多くいたからだ。

後は、自分のコメントが読み上げられるのってやっぱりむず痒くも嬉しいものなので、コメントをしてみようという気にもなるし、配信が過疎っている状態ではメリットしかないように思える。

ただ、同時視聴者数が増えてきたら、今度は生放送の邪魔になるので使い所は人が少ない時に限る。

③話す話題を決めておく

・リアクションが面白い
・トークが面白い
・ゲームが上手い/知識がある
・声が可愛い/イケボ
が、ゲーム実況系コンテンツではどれかを持っていることが再生数稼ぐための必須要件なので、まだ技術を磨くことでなんとかなる「トークが面白い」で攻めるべきだ。(体感的に切り抜きで伸びているのもだいたいトーク)

プレイしているゲームに関する話は、正直継続視聴したくなる話題としては弱いと感じる。

すごくそのゲームが上手い!とか知識豊富!なら、その内容が視聴する意味になるが、共感しかできないor誘えない内容は誰にでもできるので、視聴を続ける意味があんまりない。

面白い話なんてできないよ!と思うかもしれないが、案外人生を深ぼってみたら話の落ちを持った話はあるはずで、事前にストックリストを作っておくのがいいだろう。

経験上相手の知らない領域を、前提情報もちゃんと説明した上で話したら、だいたい面白い話(継続して聞ける話)になるはず。

視聴者につられてゲームの話しか最近しないが、あんたは普通のトークも面白いんだから自信を持ってトークしてくれ!


以上!
だいたいが彼に対する要望をつらつら書いただけになってしまったが、1視聴者としての需要なので、供給サイドが適切に噛み合っていけば、視聴者は伸びるんじゃないかな。

記事を書いている途中で並行して調べてたら、2020年に上がってた電通の人の記事と内容大体おんなじだったのでロジックの筋は間違ってなさそうだということと、SHOWROOMという配信コンテンツが上手いこと視聴者側の要望を満たす作りをサービスとして出してことがわかったので勉強になったなぁ。

おしまい。

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