見出し画像

人を呼べないバンドとして

イベントの記録

023/6/18、下北沢にてサーキットイベント、EXTREME insu-bunkaiにSezyoとして出演した。イベントとしてのクオリティは高かったと感じたし、主催の松田氏(hot dog curation)の人柄が出る良いイベントだったと思う。
(俺はサーキットイベントに初めて行ったので運営面とか比較出来ないところはある。)

そうしたイベントである一方、俺たちSezyoはトリ前20時と温まっているであろう場所/時間に配置して頂きながら見ていただいた人間は6名程度。
イベント全体の参加者はお客さん140名ほど、出演者(24バンドの平均人数を4として、100名程度)の合計240名ほどと思われる。
全体の3%程度(うち2名は俺のおかんと妻なので実際は4人位)なので1.5%程度。

もちろん、嬉しい感想をくれた方もいた

↑俺の顔がやばすぎる。

しかしながら正直成功とは言い難いため、悔しさを忘れないために文章にしておく。


考えられる上手くいかなかった理由

俺たちがうまくいかなかった理由(と思われるもの)について記す。

1.開示している情報の少なさ

現状我らはApple Music、Spotifyを中心としたサブスク、楽曲DLサイトにて配信オンリーでしか曲を出していない。しかも2曲だけ。
これは非常によろしくない。どんなバンドかイマイチ分からん。2曲しかないと寂しいし、しっかりしている感が少ない。

どこかで見たが、ホントは年間に12曲位作る→次年度に4ヶ月に1本シングル(EP)、年末にシングル+3曲で12曲入りのアルバムを作る位が情報過多の現代に合ったやり方なんだろうなと思う。
とはいえ、自分自身の制作速度や費用面などから見ても現状それを実施する体力も無いのでやれることからやるしか無い。

なお我らは現在REC中で、年内には3曲+既存の2曲リミックスでEP位は出せると思う。(ジャケットとか盤刷りとかうまくいけば…)
それと並行して曲作りを続けるしか無い。

俺たちはメンバー全員家族がいたり、仕事は別にあったりのウィークエンドロックンローラなので、できる限りをやっていく。

この記事見てる物好きな人がいれば、末永く頼む。

2.曲が良くない

出てる曲、映像を確認した上で「なんかビミョーだからいいや」パターン。

作ってる人間としては一番つらい。とはいえ世間の評価は受け入れるしかない。
配信に出してる2曲は俺とギターのるいさんが1曲ずつ作っているが、かなり自信作だったので尚更辛い。

このパターンの対策としては、頑張ってもっと良いメロや演奏をするしかない。一朝一夕にいかない。泣きながらまた曲を作ります。

3.人付き合いが下手すぎる

自分の客は自分で呼べよパターン。これも自分の実力不足である。性別の差異を利用できたりしたら良かったんだけどその才能も無い。後、無理やり人を呼ぶのは普通に申し訳ないから興味あったら来て欲しい位でめちゃ人が来てくれる方が嬉しい。

とはいえueは自分で呼んだのゼロって言ってたけど箱パンパンだったので、シンプルに知名度含めた実力不足説はある。

「Sezyoの名前と顔だけでもを覚えていってくれ」

4.ジャンルが違った

これは圧倒的に言い訳に過ぎない。インスト、マスロックメインイベントだったけど歌モノバンドでもしっかり客が入っていた人達はいた。

5.宣伝方法のミス

insubunkaiの2週間前くらいから結構頑張って空いてる時間にインスタを毎日更新したりしていたのがあんまり伸びず。
これに関してはもっとやりようがあったなと。まずタグの使い方が良くなかった。伸びているタグにぶら下がるべきだった。バンド名とかはいらなかった。

演奏動画、おもしろキメ動画はもっと擦れたなと思う。
同じフレーズでも違うライブ、画角だと違うように見えるのでおもしろ味が違うし、持ち味なのでもっと擦らせて下さい。擦ります。

ツイッターは主にリツイート、写真をメインにしてたのだけど最近面倒くさくなってきた。課金していないし。告知、RT用になりそう。うまい運用方法教えてください。

正直挙げればキリはないが、だいたいこんなもんだろう。

まとめ

今回の経験を通してメンバーが過去にやってたバンドの知り合いとか、人脈とか含めてコンテンツの量≒力だと感じた。我々はバンド歴も浅く、知り合いも少ない上に派手な結成エピソードもないので、地道にやるしか無い。

またクオリティ、クアンティティ、オリジナリティを3柱とすると自身の作風が1つのジャンルに当てはまるのであれば前の2つを仕上げることが良いのではなかろうか。
逆に、我々の様なよく分からない隙間産業はクオリティ、オリジナリティを底上げしていくことに力を使べきだろう

今後の活動方針は
楽曲、マーチ含めたコンテンツの拡充>ライブによる社会への露出>SNS宣伝戦略
としようかと思う。バンドとして至極真っ当だ。イカしかネタの無い寿司屋でいくら広告を打っても意味はないわけだ。

とはいえ、俺は自我がないのでメンバーと話したらころっと意見が変わりそうな感じもある。


こんな感じでアラサーのおっさんがワーワーやってるわけだが、何とか誰かの心に届けば幸いである。
引き続き、我々Sezyoの観測をよろしく頼む。
良けりゃライブの一つでも来て下さい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?