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[四柱推命] 滴天髄 通神論2 地道 [和訳 現代語訳]

皆さま、こんにちは。波濤ろく🌊です。
前回は、「帝載」と「神功」を見よ!って話だったわね。忘れちゃった方は前回の記事に目を通してくれると嬉しいわ👀📜今回のテーマは「地道」ということで、早速見ていきましょう💕

✅原文

1 坤元合德機緘通,五氣偏全定吉凶。

🌸原注

2 地有剛柔,故五行生於東南西北中,與天合德,而感其機緘之妙。
3 賦於人者,有偏全之不一,故吉凶定於此。

🌸任氏

4 “大哉乾元,萬物資始”,“至哉坤元,萬物資生”,乾主健,坤主順。
5 順以承天,德與天合;
6 煦蘊覆育,機緘流通。
7 特五行之氣有偏全,故萬物之命有吉凶。

✅和訳 現代語訳

1 坤元(地の原理)は徳を合わせて、その機緘(神秘的な働き)が通じる。五気(五行の気)は偏りや完全があって、吉凶を決定する。

🌸原注

2 地には剛柔がある。だから五行は東南西北中央に生じ、天と徳を合わせて、その機緘の妙を感受する。
3 人に賦与されるものには偏りや完全があり、これによって吉凶が決まる。

🌸任氏

4 「大いなるかな乾元、萬物はここから始まる」「至るかな坤元、萬物はここから生まれる」。乾は健(剛健)を主とし、坤は順(柔順)を主とする。
5 順って天を受け入れ、徳は天と合わさる。
6 煦蘊(煦:恵み育てる、蘊:蓄える)し、覆育(覆い育む)し、機緘が流通する。
7 特に五行の気には偏りや完全があり、だから萬物の命に吉凶がある。

✅波濤ろく🌊の解釈

1、2 「機緘」のくだりは今ひとつピンとこないけれど、恐らく、帝載、神功と同じニュアンスのものと理解するわ✨

4 乾元、坤元の話は、かなり易、八卦の色が濃い目。易経の乾為天()、坤為地()がそれぞれどんな意味、性質を持つ卦なのかを知れば、より深く理解できそうなところ。地(地支)は柔順であるということは押さえておきたいポイントね💡

5、6 地が天の徳を受け入れることで、天の働きである帝載、神功が地にも広がる。そうした地の働き、地の徳(五行の気)は人が生活する地上全体に広がる。このことを「機緘の流通」と呼んでいる?🤔

1、3、7 五行の気は偏全(偏:かたよっている、全:まったい、完全である)である。特定の五行が偏るときもあれば、五行のバランスが良いときもある。そうした五行のバランスが、万物の命(運命)の吉凶に直結する

まだまだイントロダクションって感じだけど、根本原理の理解ってすごく大事なことだと思うわ。ベースがしっかりしていれば、ブレのない命式解釈をすることができると思うから。

今回はここまで✨
興味を持っていただけたら、スキ、コメント、フォローなどをしていただけると嬉しいわ💕
次回をお楽しみに、拜拜👋

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