幸せを感じられる量には限界がある。
22日目からも、やっていきますよ!さて、タイトルを見てびっくりされた方もいるのではないでしょうか?幸せになりたい。誰もがそう願うけれど、幸せを感じられる量に限界があるなんて。縁起でもないことを言うんじゃないよ。って。でもこれは、ぼくがたどり着いた一つの事実なのです。読んでみてください。幸せのつかみ方が変わってくるでしょう。
こんな人におすすめ
なんか満たされないなぁ、モヤモヤするなぁと思っている人
もっと幸せになりたい人
幸せを感じる暇もないくらい忙しい人
この記事の結論
人には幸せを感じられる限界値がある。でも、それは、鍛えることも可能。
幸福獲得度限界値論の発見
昨年の2月から、ぼくは仲間と一緒に「幸せって何?」をテーマに研究をしてきました。
脳科学をベースにして、幸せはなんなのか。
自分自身をサンプルにして、毎日観察をしてきました。
研究が始まって、数ヶ月が経過したところである法則に気がつきました。
人は一日に感じられる幸せの量は決まっている。
しかし、大抵は、その決まった量すら味わえていない。
これが、幸福獲得度限界値論の発見でした。
脳科学カレンダーアプリDALiで記録
自分自身の観察には、「DALi」を使いました。
Webで管理ができるスケジュール管理アプリです。
一つひとつのタスクについて、ふりかえりを行います。
すると、毎週日曜日にグラフに集計。
自分の脳の中で起こっていたことを、可視化してくれるのです。
今日、幸せを得られる量はすでに予定されている
これは、2019年7月7日のグラフ。
注目したいのは、ピンクの棒グラフとピンクの曲線グラフ。
ピンクの棒・・・その日得られる予定の幸せの量
ピンクの曲線・・・実際に得られた幸せの量。
人は、もともと1日に感じられる幸せの量は予定されているのです。
食べることが好きな人は、食事に幸せを感じます。
仮に、1回の食事で幸せを100ポイント獲得できるとすれば、3食食べることで300ポイントの幸せを獲得できる計算です。
運動することが好きな人は、1時間の運動で100ポイント。2時間の運動で200ポイントの幸せを獲得できます。でも、忙しくて、30分しか運動ができないことがあったとしたら、獲得できるポイントは50に減ります。
人は、1日の行動パターンは大体決まっています。食事は2〜3回するし、睡眠時間も毎日決まっている人が多いでしょう。起床時刻も、通勤時間も、勤務時間も決まっていて、帰る時刻も大きくは変わらない。
アフター6は、誰かと食事をするのか。
ジムで汗を流すのか。
それとも帰って一人で過ごすのか。
何パターンかはありますが、あまり大きな変化はないですよね。
よほどのことがない限り、イレギュラーな予定は入ってきませんね。
すでに獲得できる幸せの限界値は決まっているのです。
幸福の獲得量には公式がある
ここで、以前の記事を復習してみたいのです。
Happiness= 規定値(Set point)40%+ 生活状態(Condition of living)10%+ 自発的活動(Voluntary Activities)50%
幸せは、捉え方(規定値)が40%。
実際の状態が、10%。
自分で主体性発揮できているか、自分でタスクをコントロールできているかが50%。
つまり、日常に何が起こるかはあまり関係がないのです。
起こった事実をどう解釈するか。どのようなスタンスで関わっていくかが重要なのです。
得られるはずだった幸せは、こぼれ落ちることがある
もう一度、さっきのグラフを見てください。
ピンクの棒グラフが、その日得られるはずだった幸せの量です。
しかし、実際はどうだったのでしょうか。
ピンクの曲線を見ると、ピンクの棒グラフの高さに満たない日があります。
これはどういうことなのでしょうか。
本来、ぼくが得られるはずだった幸せは、何かのトラブルで獲得しそこなったのかもしれません。
また、本来あるはずの幸せに気がつけなかったのかもしれません。
幸せの川の話
私たちは、誰もが自分の中に、幸せの川を持っています。
その川には、絶えず「出来事」と呼ばれる水が流れています。
ある人の川幅は、広く。
ある人の川幅は狭い。
1日にたくさんの予定をこなす人の川幅は、とても広い。
だから、たくさんの「出来事」が流れていきます。
1日に少しの予定しか持たない人の川幅は、とても狭い。
だから、流れる「出来事」は少ないのです。
「出来事」の水の中には、「幸せ」と名付けられた魚が泳いでいます。
川幅が広ければ、たくさんの「幸せ」が泳いでくる可能性があります。
川幅が狭ければ、少しの「幸せ」が泳いできます。
川幅の広さは必ずしも幸せと比例しない
ここで、考えてみたいことがあります。
たくさんの予定をこなしている人は、予定が少ない人よりも幸せなのでしょうか?
実は、そうではないのです。
たくさんの予定を持つ人。
つまり、川幅の広い人は、たくさんの機会を持っています。
会う人の数も、見る景色の数も多いのです。
しかし、それらがダイレクトに幸せにつながっているわけではありません。
これは、なんとなく感覚でもわかりますよね。
忙しくしていることで、心身ともにつかれてしまって、ただ予定をこなしているだけになってしまっている人。
食事が大好きなのに、ちゃんと味わえていないなぁって感覚もそれです。
結構いませんか?
反対に、予定はあまりないのだけれど、のんびりまったり。一つのことを味わって幸せを感じる人もいるはずです。
幸せの川に、どんな網を張るか
どれだけ「幸せ」の魚を獲ることができるか。
これが、幸福の獲得に大きく影響してきます。
小さな川幅であれば、小さな網を用意すれば「幸せ」の魚はゲットできます。
しかし、川幅が大きくなればなるほど、大きな網を用意しなくてはなりません。もしも、小さな網であれば、たくさんの幸せは、つかまえられずに通過してしまうのです。
しかし、大きな網になればなるほど、網のメンテナンスは大変です。
少しでも破けていたり。網の目が大きかったりすると、「幸せ」は通り抜けていきます。
どんなにおいしいものを食べたって。
どんなにいい映画を見たって。
網の目を通り抜けてしまうのです。
「幸せ」の魚はキャッチできません。
せっかく目の前に幸せがあるのに。
気がつくことができずに、通過していくことすらあるのです。
網は改良できる
ぼくは、人は成長できると信じています。
これを、拡張的知能観と呼びます。
人は、幸せを感じられる量は決まっています。
けれど、鍛えればより多くの幸せを感じることができるのです。
これは、昨年の12月22日の統計です。
7月7日のものと比べてみましょう。
たった5ヶ月間で、これだけの幸せを獲得できるようになりました。
そう。
今日、得られる幸せの限界値は決まっています。
けれど、幸せの限界値は、どんどん伸ばすことができるのです。
まるで、ロールプレイングゲームの主人公がレベルアップすると、最大HPが増えるように。
これが網を改良することなのです。
何をすれば、網を改良できるのか。
それはまた今度。
幸福獲得度限界値論を手に入れたみなさんは、きっと明日からの生活の意識が変化するのではないでしょうか。
みなさんの獲得できる「幸せ」の魚がますます増えることを願っています。
今日の質問
今日あなたが幸せを感じられるものはなんですか?
まずは、これがら考えてみましょう。
そして、そこで感じたい幸せをイメージしてください。
そして、どうすれば、逃さないで「幸せ」をキャッチできるのか、ぜひ考えてみてください。
今日も、貴重な時間を使って、記事を読んでくださってありがとうございました。ぜひ、明日の続きも読んでいただけたら嬉しいです!!
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