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【12月4日】クリスマス映画アドベントカレンダー

楽しいことも義務になってしまうと面倒くさいもの。「今年はクリスマスをやめマス」宣言をした夫婦が、周囲からのプレッシャーをなんとかして切りぬけようとする様子をコミカルに描いた映画「クランク家のちょっとした素敵なクリスマス」は、クリスマスの雰囲気を存分に楽しめるおすすめの作品です。

あらすじ

一人娘が海外へ行ってしまい、寂しいクリスマスを迎えようとしていたクランク夫婦。思いきって今年は「クリスマスのお祝いはなし!」と、クルーズ旅行をすることに。しかし、クリスマスのデコレーションやパーティーをしないことで近所のみんなから圧力をかけられてしまいます。

作品概要

脚本を手がけたのは、「ホーム・アローン」で監督を務めて世界的大ヒットを記録したクリス・コロンバス。「ホーム・アローン2」」「ミセス・ダウト」「ハリーポッターと賢者の石」「ナイトミュージアム」シリーズなど、数々の作品で大成功を収めた実力派です。
クランク夫婦を演じるのは、ティム・アレンとジェイミー・リー・カーティス。夫婦に圧力をかける隣人にダン・エイクロイド、M・エメット・ウォルシュなどがキャスティングしています。

感想・見どころ

キャストの顔ぶれを見ただけでも面白くないわけがない!という期待どおりの楽しい作品です。レビューはそれほど良くないようですが、この時代ならではのギャグやドタバタした展開が、不思議なほど新鮮で笑えました。これだけのベテラン俳優がそろえば驚きではないのかもしれませんが…。

家を飾りつけて、ツリーを出して、クッキーを焼いて…と、アメリカのクリスマスの様子も作品をとおして垣間見ることができます。アメリカ人のクリスマスに対する「本気さ」もユーモアたっぷりに描かれていて、案外大げさではないのかもと思わず苦笑い…。

ドタバタだけでは終わらずに、心温まるメッセージがしっかり込められているのも本作の魅力。エンディングの思いがけない展開は、まさに「クリスマス・スピリット(クリスマスの精神)」でいっぱいです。

「プレゼントは何がいいかな」「ケーキを買わなくちゃ」など、つい物質的になってしまうクリスマスですが、本当の意味でのクリスマスについて考えるきっかけを与えてくれる作品です。

原題:Christmas with the Kranks
製作年:2004年
製作国:アメリカ
上映時間:99分


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映画感想文

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