【12月5日】クリスマス映画アドベントカレンダー

ホーム・エクスチェンジで休暇を過ごすことになった2人の女性を描いたロマンチック・コメディ映画「ホリデイ」。あなたなら、どちらのクリスマスを選びますか？

あらすじ

ハリウッドのキャリアウーマンであるアマンダと、ロンドン在住の記者アイリスは、それぞれ失恋したばかり。新たな人生の一歩を踏み出そうと、「ホーム・エクスチェンジ」というサイトでお互いの家や車を交換してクリスマス休暇を過ごすことに…。

作品概要

キャストは、キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラックなど超豪華な顔ぶれ。監督は、「恋愛適齢期」「マイ・インターン」などを手がけた「ラブコメの女王」ナンシー・マイヤーズ。

感想・見どころ

家や車を交換するなんてありえない設定のような気がしますが、実は「ホーム・エクスチェンジ」は実在するサイトとのこと。ハリウッドの豪邸とイギリスの田舎にあるコテージ…。私ならどちらでクリスマスを過ごすだろうか…と、終始考えながら映画を視聴しました（笑）。

交換する家や環境もそうですが、主人公2人の性格や状況が対照的なのも本作のおもしろいところ。キャラクター構築や感情の描写もとても丁寧で、ちょっとした会話にもセンスがキラリ。ストーリーの中にグッと引き込まれてしまいます。また、イギリス/ロサンゼルスの風景、2人の家の外装やインテリアなど、細部までこだわった映像も眼福。作品のいたるところに、ナンシー・マイヤーズのこだわりが感じられる作品です。

キャストも最高！それぞれの個性が役にぴったりと合っていて、演技も自然体で好感が持てます。

ちなみに、ナンシー・マイヤーズ監督によると、ジャック・ブラックの役は、キャストとしてオファーする前から彼のために脚本を書いたとのこと。はじめはラブコメへの出演を渋っていたジャック・ブラックでしたが、ケイト・ウィンスレットが出演すると聞いて出演を決めたのだそうですよ（笑）。

ラブコメディですが、ドタバタ感は一切ありません。恋愛の要素はリアルで共感できるところも多いので、恋愛作品が苦手な方でも楽しめるのでは？という印象です。

クリスマス雰囲気いっぱい…という感じではありませんが、この時期に幸せで前向きな気持ちになれるおすすめの作品です。